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初のビットコイン決済は「レストラン経営者」話題の高級車ディーラーがBentleyを売却


仮想通貨決済を導入したことで話題となったアメリカ・テキサス州の高級車販売店「Post Oak Motor Cars」は、約22万〜32万ドル(約2,420〜3,520万円)ほどで販売されている「Bentley Continental GT」の販売で早速Bitcoin(BTC)を受け取っています。同店舗で初めて”ビットコイン払い”を利用した「レストラン経営者」は一部で話題となっています。

こちらから読む:仮想通貨決済対応の高級車販売店「Post Oak Motor Cars」

仮想通貨決済の導入に成功|Post Oak Motor Cars

仮想通貨決済の受け入れを発表したばかりの高級車販売店「Post Oak Motor Cars」では、早速初めてのビットコイン決済が行われました。

『Post Oak Motor Cars』のTilman Fertitta(ティルマン・ファティータ)氏は、今月初めに支払い方法として、
ビットコイン(Bitcoin/BTC)
ビットコインキャッシュ(Bitcoincash/BCH)
の2つを新たに追加することを発表しました。

・Rolls-Royce(ロールスロイス)
・Bugatti(ブガッティ)
・Bentley(ベントレー)
などの最高級車を取り扱っていることでも有名な『Post Oak Motor Cars』がビットコイン決済に対応したというニュースは、アメリカを中心に海外でも大きな話題となり複数のメディアで報じられています。

ビットコイン決済初の利用者は?

仮想通貨決済の導入には、「世界中のより多くの人々が購入できるようにしたい」との願いも込められていましたが、初めてのビットコイン決済利用者は地元のレストラン経営者だったと伝えられています。

「Bentley Continental GT」を購入する際に「ビットコイン」を使用したレストラン経営者Ken Bridge(ケン・ブリッジ)氏は、次のようなコメントを語っています。

私はティルマン氏がこれまでに成し遂げてきた革新的なあらゆる取り組みが非常に素晴らしいと感じており、彼に対する敬意を証明したいと思っていました。

ブロックチェーンと仮想通貨は間違いなく未来の技術です。私はビットコインを実用的なものにするための大規模な努力を行っているティルマン氏に拍手を送ります。

Bentley Continental GTを低コストで

「Bentley Continental GT」の定価は約22万〜32万ドル(約2,420〜3,520万円)となっていますが、同氏はビットコインに長期的な投資を行なってきたため、ドルのコストよりもはるかに低かったと説明しています。

伝えられている情報によると、同氏が最初にビットコインを購入した時の金額は約650ドル(約71,500円)だったと言われています。

ブロックチェーンアプリを導入するレストラン

ベントレーを購入したブリッジ氏も「ブロックチェーン愛好家」の一人であり、自身が経営しているレストランでブロックチェーン技術を用いた「報酬制度」を導入しているとも伝えられています。

彼のレストランでは、これらのサービスを提供するためのアプリケーションを導入しているため、レストランの利用客は携帯電話のアプリを使って料理を注文することができます。さらにこのアプリを通じて注文を行なったユーザーは注文するごとに独自の仮想通貨である「Roobee Coin」を受け取ることができるようにもなっています。

現時点では、この「Roobee Coin」は店舗内での取引に利用できるとのことですが、同氏は長期的な目標としてこの独自コインを仮想通貨取引所に登録することを目指していると語っています。

もしかすると今回のベントレー購入は、彼の“マーケティング戦略の一環だったのかもしれない”とも言われていますが、もし本当に今回のビットコイン決済が営業活動だったとしても、その計画は見事成功したと言えるでしょう。

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