シカゴボードオプション取引所(CBOE)が一時的に申請を取り下げていたVanEck(ヴァンエック)、SolidX(ソリッドX)のビットコインETHに関する提案書類が、2019年1月31日に再提出されたことが明らかになりました。
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ビットコインETF:承認は早くても「10月初旬」か
CBOE(シカゴボードオプション取引所)によって昨年6月に提出されたVanEck(ヴァンエック)、SolidX(ソリッドX)のビットコインETFに関する提案書類は、2019年1月24日から一時的に申請が取り下げられていました。
申請取り下げの理由としては「米国政府機関の閉鎖」が挙げられており、規制当局との対話がしっかりと行えるようになったタイミングで再び申請すると説明されていました。Donald Trump(ドナルド・トランプ)大統領は申請の取り下げが発表された翌日の2019年1月25日に「3週間だけ政府機関を再開することで与野党と合意した」ことを発表しているため、今回の再提出は政府機関の一時再開が要因であると考えられます。
Van Eck社のデジタル資産戦略部門でディレクターを務めているGabor Gurbacs(ガボール・ガルバックス)氏は、ビットコインETFの申請が再び行われたことを2019年2月1日に報告しました。
VanEck、SolidXが提案したビットコインETFの申請がCBOEによって提出されました。これは関係するすべてのチームの努力の結果であると言えます。
今回の申請によって、今後は以前よりも本格的にビットコインETFの審査が行われると予想されますが、専門家は米国証券取引委員会(SEC)の最終判断へのカウントダウンはビットコインETFの申請が連邦官報に掲載されるまで始まらないため「早くても10月初旬までは審査の時間が必要となるだろう」と語っています。
SECはこれまで取引所に対して「仮想通貨関連の詐欺行為」や「価格操作に対する対策」が不十分であることなどをビットコインETFの拒否理由として挙げており、流動性が低いことなども指摘していました。一方でVan Eck社のCEOであるJan Van Eck(ジャン・ヴァン・エック)氏は、申請取り下げの際に「それらの問題に対する解決策は取られている」と説明しています。これから徐々に進められる規制当局との対談には注目が集まります。
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