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【人気アナリスト】ビットコイン価格予想「51万円」が今後の注目ポイントに?


ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は2018年11月頃から40万円前後での推移を続けていますが、今後は徐々に上昇の勢いが強まっていくとの見方も出始めています。「仮想通貨アナリスト兼トレーダー」としてTwitter(ツイッター)で非常に多くの人々から支持されている「DonAlt」氏は、ビットコインの強気相場は51万円あたりから始まる可能性があることを語っており、Thomas Lee(トーマス・リー)氏は今年8月には本格的な上昇が始まると予想しています。

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ビットコインの強気相場は「51万円」から|DonAlt

86,000人以上のフォロワーを持つTwitter(ツイッター)で人気の仮想通貨アナリストDonAlt氏は、海外メディア「CCN」に対して、ビットコインは4,600ドル(約51万円)を超えて5,000ドル(55万円)、6,000ドル(66万円)にまで回復しなければ「仮想通貨の冬」が終わったとは言えないと語り、ビットコインの強気相場は51万円に到達してから始まるとの考えを示しました。

DonAlt氏は、15ヶ月間に渡って続いている弱気市場が終わったことを確認するためには「ビットコインが今のポジションから抜け出すことが重要である」と語っており、「現在の取引量は弱気相場が終わったことを納得させるものではない」と説明しています。

また同氏は、時価総額にはそれほど変化が見られていないにも関わらず複数のアルトコインで価格上昇が見られていることにも触れており、このような動きは「少額の新しい資金が流入していることを示している可能性がある」との考えも語っています。

DonAlt氏は、ビットコイン(BTC)の価格は昨年12月頃から40万円前後で安定しているものの、イーサリアム(ETH)の価格は「9,000円から18,000円」と2倍の上昇を見せているため、市場に新たな楽観主義が生まれ、投資家が仮想通貨市場に自信を持つようになる可能性があるということも説明しています。

BTC「200日移動平均」突破は8月|Thomas Lee

仮想通貨に対して強気な姿勢を維持し続けていることでも知られるThomas Lee(トーマス・リー)氏は、先日14日にCNBCからのインタビューに答えた際に「ビットコインの強気相場は6ヶ月以内に戻ってくる」と考えていることを明かしています。

リー氏は以前に「価格予想を聞かれることにうんざりしている」と語っており、その後は「BTC価格がいつ、いくらになる」といった具体的な発言を控えていましたが、今回のインタビューでは「8月頃にはビットコインに再び”春”が訪れる可能性がある」と発言しています。具体的には「200日移動平均」に注目しているとして次のように説明しています。

注目すべき重要な点は200日移動平均だと思います。
もしビットコインが4,000ドルを上回る水準での推移を続ければ、8月頃には200日移動平均を越えることになるでしょう。テクニカル面で強気相場に戻るまでにはせいぜい5〜6ヶ月だと思います。

リー氏は昨年ビットコイン価格が70万円から30万円台まで暴落したのは、ビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークが影響していたと考えており、2019年は仮想通貨市場が修復を行う年になるとの考えを語っています。

DonAlt氏とThomas Lee氏の予想を踏まえて考えると、ビットコインは4,600ドル(約51万円)を超えたあたりから徐々に回復を続け、8月頃には200日移動平均を超えて再び大きな価格上昇がはじまると考えられます。2017年に見られた大幅な価格高騰が起きるかどうかに関しては、複数の専門家の間で意見が別れているものの、一時的に失われつつあったビットコイン価格に対する自信は取り戻されつつあると考えられます。

2019年3月18日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は、今月8日頃から上昇が続いており、2019年3月18日時点では「1BTC=452,399円」で取引されています。

2019年1月17日〜2019年3月18日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)