ビットコイン(Bitcoin/BTC)の発明者である「サトシ・ナカモト」とは一体誰なのか?という疑問の答えは未だに出ていません。複数の人物は「自分がサトシだ」と語っていますが、今のところそのような人々はその他の専門家などによって否定されています。そんな謎多き人物の正体を知っているとされる仮想通貨の伝道師「John McAfee(ジョン・マカフィー)氏」は、最近のツイートで「Satoshi Nakamoto」の正体を知るための15のヒントを語っています。
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「クレイグ・ライトはサトシではない」ジョン・マカフィー
サイバーセキュリティの専門家であり、アンチウィルス会社「McCafee(マカフィー)」の創業者としても知られるJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏は、Twitter上で『サトシ・ナカモトの正体を知っている』と語り、これまで謎とされてきた「ビットコインの発明者」を知るための複数のヒントを提示しました。
「サトシ・ナカモトは誰なのか?」という話題で特に多くの名前が上がるのは、ビットコイン・サトシビジョン(Bitcoin SV/BSV)を率いていることでも知られるCraig Wright(クレイグ・ライト)氏ですが、現在ライト氏は複数のことで多方面から批判を浴びており、多くの専門家たちは『クレイグ・ライトはサトシじゃない』と批判しています。
マカフィー氏も今回投稿された一連のツイートの中で『クレイグ・ライト氏はナカモト・サトシじゃないと100%確信している』と語っており、ライト氏の過去の発言に対しても「馬鹿げている」と批判しています。
サトシ・ナカモトの正体を知るためのヒント
マカフィー氏はその後のツイートで、サトシ・ナカモトの正体を知るための手がかりとなる情報を徐々に提示しています。これらの情報によると、サトシ・ナカモトは実際には1人ではなく「何人かの人々がそれぞれで異なる責任を持つ一種の組織」であると語られており、このグループの人々は「匿名であり続けること」を願っていると説明されています。
一部では「サトシ・ナカモトの正体はアメリカの中央情報局(CIA)である」とも言われていますが、マカフィー氏はその正体は「CIA」でも「世界の政府機関」でもないと断言しており、ビットコインのホワイトペーパーを執筆したのはアメリカ人(または少なくともアメリカに住んでいる人)だと述べています。
マカフィー氏が今回明らかにした複数の手がかりをまとめると、以下の15個のヒントがみえてきます。
- サトシは1人じゃない
- ホワイトペーパーを書いたのはアメリカ在住の人
- ホワイトペーパーを書いたのは男性
- サトシはジョン・マカフィー氏ではない
- サトシはニック・サボ氏ではない
- サトシはクレイグ・ライト氏ではない
- サトシはイーロン・マスク氏ではない
- サトシは中央情報局(CIA)ではない
- サトシは政府機関ではない
- サトシはフランス人ではない
- サトシはTwitterでマカフィー氏をフォローしていない
- サトシはまだオリジナルのBTCウォレットにアクセスできる
- サトシは注目を集めたくない
- サトシは生きていて、今のところビットコインに影響を与えていない
- サトシの髪の色は茶色ではない
様々な質問に回答したマカフィー氏は、最後に次のようなツイートを投稿して一連の話題を締めくくりました。
私はどうやってサトシを知ったか?
私は酒を飲み、ドラッグを使い、女性を追いかけて来ました。19歳の頃からです。しかし、だからといって「私がハッカーを止めるための素晴らしい会社を立ち上げた」という事実が変わるわけではありません。私はハッキングについて知る必要がありました。私はまだ「John Fucking McAfee」です。
マカフィー氏の今回の発言が正しければ、仮想通貨業界における最大の謎の一つである「サトシ・ナカモトが誰なのか?」という疑問に対する明確な答えは、今後も明かされることはないと予想されます。複数人存在するとされる「サトシ」たちは匿名のままでいることを願っていますが、本当に知りたいという方はマカフィー氏のように「ハッキング」について学んでみると良いのかも知れません。
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