ビットコイン(Bitcoin/BTC)などの仮想通貨を使って株式やETF(上場投資信託)などに投資することができるウォレットアプリ「Abra(アブラ)」は、1,000行以上の銀行との互換性を持たせるためにサンフランシスコに拠点を置くフィンテック企業「Plaid(プレイド)」と提携を結びました。
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「1,000行以上」の銀行に対応
仮想通貨ウォレットアプリ「Abra(アブラ)」は、これまで数十行の銀行のみにしか対応していませんでしたが、「Plaid(プレイド)」との提携によって、対応する銀行が1,000行を超えたと伝えられています。AbraのCEOであるBill Barhydt氏は、同社の公式発表の中で「金融サービスを民主化する」というビジョンに一歩近づいたと語り、次のように続けています。
当社のアプリにこのような新しい流動性がもたらされることによって、ユーザーは仮想通貨と法定通貨を交換するより多くの方法を得ることができます。
私たちは「Plaid」との提携にとてもワクワクしています。今回の提携によって、何千もの金融機関をAbraのエコシステムに迎えることができます。
選択できる金融機関が増加したことによって、Abraプラットフォーム上の流動性はさらに高まり、米国のユーザーは仮想通貨と法定通貨をよりシームレスに移動できるようになります。
新たに対応する金融機関のリストなどに関する詳しい情報は分かり次第、追記します。
暗号資産「30種類」が引き出し可能に
Plaidとの提携に伴い、Abraユーザーは「Abra Wallet」でサポートされている多くの仮想通貨を外部の仮想通貨ウォレットに送金することができるようになるとも発表されています。
以前までの「Abra Wallet」では、
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)
が送金可能となっていましたが、現在は同ウォレットでサポートされている30種類の仮想通貨を引き出すことができるようになっていると説明されています。
プレスリリースによると、今後はユーザーが「Abra Wallet」に直接入金できるようにすることを予定していると伝えられています。Abraのサービスは日本では利用できる機能が限られているものの、多くの法定通貨や仮想通貨に対応しているだけでなく、セキュリティが高いことや、株式投資ができるようなったことなどから世界的に注目が集まっています。
サービスの拡大が続くにつれて「Abra」はより多くのユーザーに支持されていくことになるでしょう。
「Abra」に関する詳しい情報は以下の公式サイトをどうぞ。
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