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楽天ウォレット:セキュリティ企業「CipherTrace」と提携|取引所の安全性を確保


仮想通貨取引所「楽天ウォレット(Rakuten Wallet)」が、ブロックチェーンセキュリティ企業である「CipherTrace(サイファートレース)」と提携し、アンチマネーロンダリング(AML)の強化に取り組んでいることが仮想通貨メディア「Cointelegraph(コインテレグラフ)」の報道で明らかになりました。

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楽天が立ち上げた仮想通貨取引所である「楽天ウォレット(Rakuten Wallet)」は、ブロックチェーンセキュリティ企業である「CipherTrace(サイファートレース)」と提携し、アンチマネーロンダリング(AML)の強化に取り組んでいると伝えられています。

シリコンバレーの起業家によって設立された「CipherTrace」は、仮想通貨やブロックチェーンの追跡、およびセキュリティ機能を開発・提供している企業であり、今年の4月には大手仮想通貨取引所であるBINANCE(バイナンス)とも提携を結んでいます。

「CipherTrace」は、楽天ウォレットのサービスを使用する投資家の「安全性の改善」と「コンプライアンス強化」に向けて協力すると伝えられています。同社の創設者兼CEOであるDave Jevans(デイブ・ジヴァーンズ)氏は、楽天ウォレットとの提携について次のようにコメントしています。

私たちは仮想通貨市場を成長させ、より信頼できるものにするために、業界として大きな進歩を遂げました。

楽天ウォレットは顧客を大切にしています。CipherTraceと提携することによって、普及が進んだ時に最適な保護策を手に入れることができるでしょう。

私たちは適切なコンプライアンス、透明性、そしてさらなる信頼を築くことによって、世界の仮想通貨市場で参加者をさらに増やしていければと思っています。

楽天ウォレットは、今年の4月15日から新規口座開設受付を開始しており、今年の6月には仮想通貨取引サービスを開始する予定であることを発表しています。同社は「スマートフォン向けアプリ」を提供するだけでなく、ユーザーからの問い合わせにもいつでも対応できるようにするために人工知能(AI)の技術を採用した「自動応答チャットサービス」も導入すると伝えられているため、利用者も安心して利用できる仮想通貨取引所になると期待されます。