インドを拠点とする仮想通貨取引所「WazirX(ワジールエックス)」は、2019年6月19日にカルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の取り扱いを開始したことを発表しました。ADAは、同取引所でユーザーからの要望が多かった2番目の通貨だと伝えられています。
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仮想通貨取引所「WazirX(ワジールエックス)」とは
WazirX(ワジールエックス)とは、インドで高い評価を受けている仮想通貨取引所です。同社は一般的な仮想通貨取引所のサービスとともにピア・ツー・ピア(P2P)の交換サービスも提供しています。
基軸通貨は、
・インドルピー(INR)
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・テザー(Tether/USDT)
の3通貨となっていますが、交換可能な通貨は非常に多く、
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・エックスアールピー(XRP/XRP)
・トロン(Tron/TRX)
・イオス(Eos/EOS)
などを含めた、有名な銘柄を多数取り扱っています。
BTC・USDTと「ADA」の通貨ペアを追加
「WazirX」は、2019年6月19日にカルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の取り扱いを開始したことを発表しました。ADAの上場は「Rapid Listing Initiative」と呼ばれる取り組みの一環であると説明されており、この取り組みで2番目に要望の多い通貨がADAだったと説明されています。
カルダノは現在「WazirX」のUSDT・BTCマーケットで取引することができます。?
ADAの上場は、当社の「Rapid Listing Initiative」の一環です。もうすぐ新しいトークンが追加されます。
同取引所では、外部のウォレットとADAをやり取りすることはできないものの、取引所内であればADAを売買することができるとのことです。
インドは仮想通貨に対する規制が厳しいことでも知られていますが、人口が「2019年時点で約13億人」と非常に多い国でもあるため、インド市場は仮想通貨業界でも重要視されています。今回の上場はユーザーからの要望を受けて決定されているようなので、今後はインドでもADAがさらに普及していく可能性があります。
先日はカルダノコミュニティで待ち望まれていた「Shelley(シェリー)」のテストネットも公開されているため、今後のADAの発展にはさらに期待が高まります。
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2019年6月24日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は、長い間続いた下落相場で一時的に3円近くにまで下がっていましたが、現在は徐々に回復してきており、先日23日には11円台にまで回復しています。その後も11円前後での推移を続けており、2019年6月24日時点では「1ADA=10.52円」で取引されています。
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