Cardano(ADA)待望の「Shelleyテストネット」公開|ステーキング報酬システムにも期待
Cardano(カルダノ)プロジェクトの中でも特に期待が高まっている開発段階「Shelley(シェリー)」のテストネットが公式サイトで公開されました。このテストネットは3段階で構成されており、今後は待望の「ステーキング」に関するインセンティブシステムなどもテストされる予定となっています。
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カルダノ「Shelleyテストネット」公開
Cardanoプロジェクトの開発段階の中でも、特に期待されているステップの1つである「Shelley(シェリー)」のテストネットWebサイトが2019年6月21日に公開されました。
公式サイトによると、Shelleyのテストネットではカルダノコミュニティのメンバーや開発者がステークプールを試したり、Cardano上にプールの集合を構築するための方法を提供すると説明されています。
テストネットは以下の3段階で構成されており、段階ごとに順次リリースされると説明されています。
第1段階:セルフノード(前「ボックス内ブロックチェーン」)
第2段階:ネットワークへの接続
第3段階:インセンティブシステム
プルーフ・オブ・ステーク(PoS)への移行にも注目
Shelleyのステップで特に注目されるのは「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」と呼ばれる仕組みが導入されるという点です。これは一定量の仮想通貨を保有し続けることによって「ステーキング報酬」と呼ばれる報酬を受け取ることができるものであり、ハイスペックなコンピューターを持っていなくてもマイニングのような報酬を受け取ることができる仕組みです。
PoSでは、ADA保有者が先述した「ステークプール」に参加することによって報酬を得ることができるようになっており、一般の人々でも比較的容易にカルダノネットワークのブロック作成に関わることができるのが特徴です。長期的にADAを保有しようと考えている人にとって、より効率的にADAを増やすことができるものであるため、テストネットの結果や今後の進展にはさらに期待が高まります。
カルダノテストネットの公式Webサイトには、様々な事柄についてより詳しく説明されているため、興味ある方は以下のリンクから公式サイトをご覧ください。
>>「カルダノテストネット」の公式サイトはこちら
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2019年6月23日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は、今年4月に一度「10円」まで上昇して以降は横ばいの状態が続いていましたが、その後は着実に回復してきており、2019年6月23日時点では「1ADA=10.34円」で取引されています。
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