仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)のCEOであるChangpeng Zhao(ジャオ・チャンポン)氏は、最近同社が行ったバイナンスコイン(Binance Coin/BNB)の巨額送金が”圧倒的な速さと安さ”で処理されたことを報告しました。今回報告された数値は、以前に仮想通貨業界で注目を集めていた「XRPを用いた巨額送金の事例」よりも早いものとなっています。
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送金時間1.1秒、手数料は「わずか1.62円」
仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)は、先日26日に独自の仮想通貨「バイナンスコイン(Binance Coin/BNB)」の大規模な送金を行いました。
通常業務の一環として行われたこの送金では「32,888,888BNB(約1,329億円)」が移動されたことが報告されていましたが、BINANCEのCEOであるChangpeng Zhao(ジャオ・チャンポン)氏は、その後のツイートで「この12億ドル相当の送金が、0.015ドル(約1.62円)の手数料、1.1秒の送金時間で処理された」ということを報告しています。
この取引にかかった手数料は「0.015ドル」で、送金時間は「1.1秒」でした。そして12億ドルの価値が移動されました。
未来はここにあります。
昨年10月に「TechCrunch」の創設者であるMichael Arrington(マイケル・アーリントン)氏が報告した、仮想通貨XRPを用いた送金の事例では、約56億円相当のXRPを「約34円の手数料」と「2秒の送金時間」で処理したことが報告されていたため、このケースと比較すると今回の事例が非常に高速で安いことがわかります。
バイナンスコインを支えているBINANCE独自のブロックチェーン「BinanceChain」は、低コストでの送金が可能でありながら、約1秒で1ブロックを生成できる高性能なブロックチェーンとなっています。
今回報告された巨額送金の事例は、BinanceChainが持つ利点を証明するものであると言えるでしょう。バイナンスコインはこの数ヶ月間で急速に採用され始めており、今や決済手段としても利用されるようになってきているため、今後はさらに多くの場面で使用されていくことになると予想されます。
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2019年6月27日|バイナンスコイン(BNB)の価格
バイナンスコイン(Binance Coin/BNB)の価格は、今月22日に4,200円台まで上昇したものの、その後はやや下落しており2019年6月27日時点では「1BNB=3,731円」で取引されています。
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