【重要】BINANCE DEX:ブロック対象国に「日本」を追加|7月1日から利用不可に
BINANCE(バイナンス)が運営する分散型取引所「BINANCE DEX」が、ブロックの対象国に「日本」を追加したことが明らかになりました。同社が2019年6月2日に公開した利用制限対象リストには日本は含まれてませんでしたが、その後に変更が加えられており、5日現在は対象国に日本が明記されています。
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利用禁止リストに「日本」を追加
BINANCE(バイナンス)は、2019年6月2日に同社が運営する分散型取引所「BINANCE DEX」のサービスを利用できない地域として、合計29カ国が記載されたリストを公開していました。
このリストの中には日本は含まれていなかったため国内では安心する声が出ていましたが、2019年6月4日には対象地域が29カ国から「19カ国」に変更され、リストの中に日本が追加されています。
BINANCE DEXに制限地域からアクセスした際に表示される画面(画像:BINANCE DEX)
変更が加えられたことによって、アメリカ合衆国、アルバニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ベラルーシ、コンゴ(DRC)、コートジボワール、クリミア、キューバ、イラク、イラン、日本、北朝鮮、リベリア、マケドニア、ミャンマー、セルビア、スーダン、シリア、ジンバブエの地域のIPアドレスは、2019年7月1日からブロックされる予定となっているため注意が必要です。
BINANCEが最近"ベータ版"の提供を開始した「証拠金取引」も日本からの利用はできないとされていたため、日本のIPアドレスからは「BINANCE DEX」も「証拠金取引」も利用できないことになります。
現時点では本家となる「Binance.com」は、"グレーゾーン"で日本からでも利用できるようになっているものの、ネット上では「Binance.com」にも利用制限がかかるのではないか?と不安視する意見が出ています。記事執筆時点では「Binance.com」で日本のIPアドレスをブロックするとの発表は行われていませんが、バイナンスをすでに利用している方は今後の発表にも注意が必要です。
追記:アクセス制限は「2019年9月12日」からに延期
バイナンスはその後の発表で、ブロック対象国のアクセス制限を「2019年9月12日から」に延期することを発表しています。
それまでの期間であれば、日本からでも「BINANCE DEX」を利用することができます。
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