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Braveブラウザ:仮想通貨BATの「出金機能」追加へ|開発者向けに提供開始


Brave Browser(ブレイブ・ブラウザ)は、ユーザーが広告から入手したベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)の出金を可能にする新しい機能を導入しています。この機能は現在、開発者向けにしか提供されていませんが、コミュニティの人々は近い将来にはBATを引き出せるようになる可能性があると期待を示しています。

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金融アプリ「Uphold」への出金機能を提供

Brave Browser(ブレイブ・ブラウザ)は、ブラウザ上に広告を表示させたりすることによって仮想通貨ベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)を得ることができるようになっていますが、入手したBATはブラウザ内臓のウォレットに保管されるようになっており、利用方法はコンテンツの作成者などに寄付することしかありませんでした。

しかし最近「Brave Community Forum」に投稿された内容によると、Braveの開発・テスト用バージョンである「Brave’s Nightly build」を利用しているユーザーは、様々な資産を保管することができる金融アプリ「Uphold(アップホールド)」でアカウントを作成すると「Brave Rewards ウォレット」からBATを引き出すことができると報告されています。

海外の仮想通貨メディアである「Cryptoslate」は、ある企業の代表者は「ユーザーは追加のBATを購入することができるようになるだろう」と語ったと報じています。Upholdは仮想通貨だけでなく「23種類の法定通貨」や「クレジットカード」などにも対応しているため、実際にBATを購入できるようになるのであれば、様々な方法でBATが購入できるようになると期待されます。

一部のユーザーは「Upholdのみ」の対応になっていることを批判しているものの、同氏は「Brave Rewards ウォレット」が匿名ウォレットであることを考えると、登録が必要な「Uphold」が最初に出金可能なウォレットになることは”自然なことである”と説明しており、その他の出金方法は今後追加されていくことになるだろうと語っています。

Brave Browserは順調に開発を進めており、先月末には新しいバージョンがビットコイン(BTC)などを含む7種類の仮想通貨やハードウェアウォレットに対応する可能性があることなども明らかになりました。

仮想通貨・ブロックチェーンに対応した代表的なブラウザとして、多くのユーザーから高い評価を受けている「Brave Browser」には今後も期待が高まります。

>>「Brave’s Nightly build」のダウンロードはこちら

2019年7月26日|Basic Attention Token(BAT)の価格

Basic Attention Token(BAT)の価格は先日17日に22円近くまで下落しましたが、その後はやや回復しており、2019年7月26日時点では「1BAT=25.03円」で取引されています。

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2019年5月27日〜7月26日 BATのチャート(画像:coingecko.com)