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金融大手Fidelity:チャリティー部門で「仮想通貨XRP」の寄付金を受け入れ


米国の大手金融機関Fidelity(フィデリティ)のチャリティー部門である「Fidelity Charitable(フィデリティ・チャリタブル)」は、仮想通貨XRP(エックスアールピー)による寄付の受け入れを開始しました。

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仮想通貨「5銘柄」での寄付を受け入れ

Fidelity(フィデリティ)のチャリティー部門である「Fidelity Charitable」は、1991年に設立された独立した公共慈善団体であり、278,000以上の慈善団体に350億ドル(約3.7兆円)以上の寄付を行なっています。

今回新しい仮想通貨が追加されたことによって、同社が受け入れる仮想通貨は
ビットコイン(Bitcoin/BTC)
イーサリアム(Ethereum/ETH)
ライトコイン(Litecoin/LTC)
ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
エックスアールピー(XRP)
の5銘柄となりました。

同社は、株式や不動産などといった様々な資産での寄付を受け入れていますが、仮想通貨による寄付は2015年以降で合計1億600万ドル(約113億円)以上にのぼっていると伝えられています。しかし、昨年は仮想通貨市場で低迷が続いたことによって、寄付額は3,000万ドル(約32億円)にとどまったとも報告されています。

「Fidelity Charitable」は、仮想通貨や不動産などの資産で寄付を行うことによって、キャピタルゲイン税を20%節約できるとも説明しています。

XRPはこれまでにも様々な場面で慈善活動に活用されてきており、昨年は世界でも人気のセレブ歌手として知られるMadonna(マドンナ)氏が運営する非営利団体「Raising Malawi(レイジング・マラウイ)」がRipple(リップル)社と提携してアフリカの子供たちを救うための慈善活動を行なっています。

安い手数料で世界中に素早く資金を送金することができるXRPは、今後も様々な慈善活動で取り入れられていくことになると予想されます。

2019年8月20日|エックスアールピー(XRP)の価格

エックスアールピー(XRP)の価格は先日19日に31円まで回復して以降は横ばいの状態が続いており、2019年8月20日時点では「1XRP=29.88円」で取引されています。

2019年8月13日〜2019年8月20日 XRPのチャート(引用:coingecko.com)

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