カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の開発者として知られるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は、2019年8月30日にYouTubeのライブ配信で視聴者からの質問に回答し、カルダノの開発段階「Shelley(シェリー)」のテストの第一段階が正常に完了したことを報告しました。Shelleyのアップデートは今後数カ月間で残り2つのテスト段階を完了させる予定となっています。
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テストネットは「第2段階」へ|今後の日程は月末発表
Cardano(カルダノ)の開発段階の1つである「Shelley(シェリー)」は、カルダノネットワークを分散化するための重要なステップであり、
・セルフノードの実装とホスティング
・ネットワークテスト
・インセンティブステージ
という3段階のステップで構成されていると伝えられています。
IOHKのCEOであるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は、2019年8月30日にYouTubeでライブ配信を行い、Shelleyの最初のステップである「パーソナルノードの実装とホスティング」は無事に成功したと報告しています。
Cardanoの開発チームはテスト段階でシステムのバグを発見して修正し、今月はネットワークのテストに注力するとのことです。ネットワーキングフェーズが完了すると、ADA保有者はトークンをプールに入れてネットワークで追加の収益を得ることができるとされています。
Shelleyアップデートの最終段階である「インセンティブ化の段階」は、ネットワーキングフェーズの完了直後に開始されることになっており、9月28日には「ステーキングネットワークの公開日程」や「2020年のロードマップ」を発表する予定とのことです。
カルダノプロジェクトを支えている「カルダノ財団」や「EMURGO(エマーゴ)」は、Cardanoブロックチェーンの実用化に向けて提携を拡大しています。価格面では下落傾向が続いているものの、技術開発などは現在も順調に進められているため、カルダノは依然として多くの投資家や企業・団体から高い評価を獲得しています。
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2019年9月2日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は、6月末に12円近くまで上昇して以降は下落傾向が続いており、2019年9月2日時点では「1ADA=4.63円」で取引されています。
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