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2019年、主要仮想通貨の「投資収益率」は?その他金融商品との比較も


ビットコイン(Bitcoin/BTC)は2019年も過去最高値を更新することができませんでしたが、それでも非常に収益率の高い金融商品であることが報告されています。米国の投資顧問会社「Compound Capital Advisors」の創設者兼CEOであるCharlie Bilello(チャーリー・ビレロ)氏は、BTCを含めた様々な仮想通貨やその他金融商品のリターンを比較したデータを公開し、仮想通貨の高い収益率を強調しています。

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2019年、ビットコインのリターンは「+91%」

米国の投資顧問会社「Compound Capital Advisors」の創設者兼CEOであるCharlie Bilello(チャーリー・ビレロ)氏は、2019年12月28日に主要な金融商品の2019年の収益率をTwitter上で公開しました。

同氏が公開したデータでは、「Nasdaq 100・石油・S&P 500・金・米ドル」などが50%未満の収益率にとどまっているのに対して、ビットコインは90%を超える高い収益率を出していることが示されています。


2019年のビットコイン最高値は150万円ほどであったものの、最も価格が下落した2019年2月頃には35万円付近まで下落していたため、底値でBTCを購入し、最高値で売却した人は資産を約4倍ほどにまで増やしていたことになります。

仮想通貨業界で予想されていた数百万円〜数千万円までの上昇は見られなかったものの、ビットコインは依然として高いパフォーマンスを維持していると言えるでしょう。

主要仮想通貨の2019年投資収益率

Charlie Bilello氏は、各種金融商品のデータに合わせて「主要仮想通貨19銘柄の投資収益率」も公開しています。このデータによると、2019年に最も収益率が高かった仮想通貨は「チェーンリンク(Chainlink/LINK)」となっており、2番目が「バイナンスコイン(BinanceCoin/BNB)」、3番目が「ビットコイン(Bitcoin/BTC)」だと報告されています。


イーサリアム(Ethereum/ETH)
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)
トロン(Tron/TRX)
ネム(NEM/XEM)
エックスアールピー(XRP/XRP)
アイオータ(IOTA/MIOTA)
ステラ(Stellar/XLM)
などのリターンはマイナスとなっているものの、これらの仮想通貨も技術開発は順調に進められており、以前に比べると社会にも広く浸透してきているため、2020年の回復にも期待が高まります。

「過去4年間の投資収益率(ROI)」で見ると、ETHやXRPは特に高いリターンを出していることも報告されているため、これらの仮想通貨の今後にも注目です。


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