シンガポールを拠点とするLINE(ライン)の仮想通貨取引所「BITBOX(ビットボックス)」は、現地時間2020年1月6日に『リップル(Ripple/XRP)を上場廃止にする』と発表しました。
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XRP上場廃止へ|流動性の低下が原因か
LINE(ライン)の仮想通貨取引所「BITBOX(ビットボックス)」は、現地時間2020年1月6日に仮想通貨エックスアールピー(XRP)の上場廃止を発表しました。
取り扱いが終了となる通貨ペアは、
・XRP/BTC
・XRP/ETH
・XRP/USDT
の3種類となっており、2020年1月16日23時59分59秒(UTC)からXRPの入金と取引が利用できなくなり、関連する全ての未決済注文がキャンセルされると説明されています。なお、XRPの出金は2020年2月16日23時59分59秒(UTC)まで受け付けるとのことです。
「BITBOX」はXRP上場廃止の理由について詳しくは説明していませんが、公式発表の文頭では『コインの性能・信頼性・流動性、または法律と規制の要件に基づいて当社の基準を満たしていない場合、取引所から除外される』との説明が行われています。
仮想通貨情報サイト「Coingecko」のデータによると、BITBOXにおけるBTC/XRPの24時間出来高は「約661ドル(約71,660円)」となっているため、特に流動性が低いことが原因であるとみられています。
なお「BITBOX」はLINEが日本でサービスを提供している「BITMAX」とは異なる仮想通貨取引所であるため、”BITMAX”では引き続きXRPを取引することができます。
2020年1月7日|エックスアールピー(XRP)の価格
エックスアールピー(XRP)の価格は本日7日の午前6時頃に24円台まで回復したもののその後はやや下落しており、記事執筆時点では「1XRP=23.53円」で取引されています。
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