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企業向けブロックチェーンサービス「Blockset」を公開:仮想通貨ウォレットBRD


世界170カ国で利用されている人気仮想通貨ウォレットの開発企業「BRD」は、2020年1月17日に銀行や金融機関・コンサルタント会社などの企業が低コストで簡単にブロックチェーンを導入できるようにするための法人向けブロックチェーンサービス「Blockset(ブロックセット)」を発表しました。

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企業のブロックチェーン導入を「簡単かつ低コストに」

BRDは、Ripple(リップル)SBIホールディングスなどからも出資を受けているグローバル企業であり、日本を含めた世界170カ国で利用されている仮想通貨ウォレット「BRD」を展開しています。

今回の発表では、同社が”企業向けブロックチェーン市場”に参入し、企業や金融機関のブロックチェーン開発を促進するための新しいブロックチェーンサービス「Blockset(ブロックセット)」を立ち上げたことが発表されています。

Blockset(ブロックセット)は、銀行・金融サービス機関・コンサルタント会社など向けに提供される「堅牢なブロックチェーンデータ統合プラットフォーム」であり、企業が低コストかつ簡単に様々なブロックチェーンを活用するためのツールを提供すると説明されています。

BRDのCEO兼共同設立者であるAdam Traidman氏はプレスリリースで次のように述べています。

BRDの消費者ビジネスは現在、世界300万人以上の顧客をサポートしており、60億ドル相当の仮想通貨を安全に保護しています。金融業界では暗号資産が急速にサポートされ始めており、主要銀行の90%が仮想通貨を検討しているため、エンタープライズ向けブロックチェーン関連のイニシアチブが静かに盛り上がっていることは明らかです。

これが独自のプラットフォーム(Blockset)を開発した理由です。これにより銀行・金融サービス・大規模な仮想通貨企業は、市場に製品を投入までの時間やコストを削減し、グローバルにエンタープライズソリューションを提供できるようになります。

2020年末には主要仮想通貨をサポート

Blockset(ブロックセット)は現在、
ビットコイン(Bitcoin/BTC)
エックスアールピー(XRP/XRP)
のみをサポートしていますが、第1四半期末までには、
イーサリアム(Ethereum/ETH)
ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
・ヘデラ(Hedera/HBAR)
をサポートし、2020年末までには上位15位の仮想通貨・ブロックチェーンもサポートされる予定だと伝えられています。

このサービスは現時点でも「SBIホールディングス・PayPal・KPMG・Xpring」などを含めた20以上の金融機関に評価されており、今後数カ月間で大企業での採用を促進すると説明されています。

Blocksetは既に世界中で利用できるようになっており、公式サイトも公開されているため、より詳しい情報を知りたい方は以下の公式サイトをご覧ください。
>>「Blockset」の公式サイトはこちら
>>「BRD」のプレスリリースはこちら