SBIグループの完全子会社である「SBIクリプト」と協力していることでも知られるブロックチェーンソリューション・データセンタープロバイダーの「Northern Data AG」は、2020年2月19日に仮想通貨マイニング大手「Canaan(カナン)」との提携を発表しました。両者はブロックチェーン技術・AI(人工知能)開発・データセンターの運用で協力していくと説明しています。
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「世界第2位のマイニング大手」と協力
Northern Data AGは、ドイツのブロックチェーンインフラストラクチャ企業である「Northern Bitcoin AG(ノーザンビットコインAG)」と、米国のデータセンターオペレーターである「Whinstone US Inc.」の合併によって設立された企業であり、2019年11月には両社が協力してアメリカ・テキサス州で”世界最大のビットコインマイニング施設”を建設することも発表されています。
今回の発表では、この「Northern Data AG」が仮想通貨マイニング大手として知られる「Canaan Inc(カナン)」と協力することが発表されています。両社が行う具体的な取り組みについては明らかにされていませんが、両社はブロックチェーン技術・AI(人工知能)開発・データセンターの運用で協力していくと説明しています。
Canaan(カナン)は仮想通貨マイニング業界で”世界第2位”の大手企業として知られており、AIチップ開発やASICハードウェアの分野で高いシェアを獲得しているため、両社が協力してマイニング施設の建設に取り組めば、現在建設が進められているマイニングセンターがさらに強化されることになると予想されます。
「Northern Data AG」と「Whinstone US Inc.」は、SBIグループの完全子会社である「SBIクリプト」とも協力しているため、今後の取り組みには注目が集まります。