
世界最大の仮想通貨マイニング施設に「SBI・GMO」参加か=Bloomberg報道
SBIホールディングスとGMOインターネットがアメリカ・テキサス州で仮想通貨のマイニング(採掘)を開始しようとしていることが「Bloomberg」の報道で明らかになりました。両社は「Northern Bitcoin AG」が昨年11月に合併を発表した「Whinstone Inc.」と協力してマイニングを行うと報じられています。
2020年6月追記:仮想通貨の呼称は2020年5月に「暗号資産」へと変更されました。記事内に記載されている「仮想通貨取引所・仮想通貨」などの表現は2020年5月以前の表現であり、現在は全て「暗号資産」へと変更されています。
こちらから読む:ジョン・マカフィー、1億円予想を撤回「仮想通貨」関連ニュース
今後数カ月以内に「仮想通貨マイニング開始」の可能性
SBIホールディングスとGMOインターネットが提携を結んだと伝えられている「Northern Bitcoin AG(ノーザン・ビットコインAG)」は有名なビットコインマイニング企業であり、昨年11月に競合他社である「Whinstone Inc.」と合併したことを発表していました。
「Northern Bitcoin AG」は当時の発表で"サッカー場約57個分に相当する広さを誇る土地で地元の建設企業と共に「北米最大のデータセンター」と「1ギガワットの容量を持つ世界最大のビットコインマイニング施設」建設に向けた3段階のプロジェクトに取り組んでいる"ということを明らかにしていましたが、「Bloomberg」の報道によると「SBIホールディングス」と「GMOインターネット」は今後数カ月以内に「Whinstone Inc.」の施設で仮想通貨マイニングを行うことで合意したと伝えらえています。
報道によると、事情に詳しい関係者は「SBI CryptoとGMOにマイニング施設の容量を貸し出すことによって、Northern Bitcoinはさらに大規模な投資家を招くことができる可能性がある」と語っているとされていますが、「Northern Bitcoin・GMO・SBIの広報担当者はコメントを控えた」とも報じられています。
テキサス州はエネルギーが安値なことでも知られており、再生可能エネルギー特に風力が豊富であるため、仮想通貨マイニングにも適した環境となっており、「Northern Bitcoin AG」と「Whinstone US」が立ち上げているマイニング施設は2020年第1四半期時点で「300メガワット」、2020年第4四半期には「1ギガワット」まで拡張される予定だと伝えられています。
これはマイニング大手「BITMAIN(ビットメイン)」が運営しているマイニング施設の3倍以上の容量でもあるため、その規模がどれだけ大きいかがわかります。SBIとGMOがこのマイニング施設に参加することになれば、BITMAINの施設をはるかに凌ぐ"世界最大のマイニングセンター"なることは間違いないと考えられます。
SBIとGMOは低コストで仮想通貨を採掘する体制を構築することによって、機関投資家などの需要を狙うとみられています。

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