Ripple(リップル)社が出資しているスタートアップ企業「XRPL Labs」の創設者であるWietse Wind氏は、同氏が開発を進めていたXRP Ledger基盤のバンキングアプリ「XUMM」のパブリックベータ版が近日中に「AppStore」と「GooglePlay Store」で一般公開されることを明らかにしました。
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「AppStore・GooglePlay」で審査中
「XRPL Labs」の創設者であるWietse Wind氏は、2020年3月24日のツイートで同氏が開発を進めていたXRP Ledger基盤のバンキングアプリ「XUMM」のパブリックベータ版が「AppStore」と「GooglePlay Store」の審査中であることを報告しました。
私たちは実際にXUMMパブリックベータ版を「iOS App Store」と「Google Play Store」で本日公開します?
(AppleとGoogleがベータ版をすぐに承認して、「Get XUMM(Beta)」サイトを共有できることを願っています!)
このアプリは2020年3月24日に「App Store」と「Google Play Store」で公開される予定となっていましたが、同氏はその後のツイートで「アプリ公開までにはもうしばらく時間がかかる」ということを報告しています。予定通りの公開とはならなかったものの、アプリの開発は着実に進められており、現在は審査を通過するための修正段階にあると考えられるため、近日中には正式な公開日が改めて報告されると予想されます。
XUMMは仮想通貨や法定通貨を単一のアカウントで一括管理することができる”バンキングアプリ”となっており、QRコードを用いて決済することもできるようになっています。XUMMはXRPだけでなくユーロ(EUR)や米ドル(USD)を保管できるように設計されているため、ユーザーはいかなる機関にも依存せずに銀行サービスにアクセスできるようになるとしてコミュニティから高い期待を集めています。
XRPは送金面で特に優れており、高額な支払い・送金を国外に行う場合でもわずか数秒で行うことができるため、XUMMがリリースされれば送金手段としても広く活用されることになると期待されます。
Wietse Wind氏はこのバージョンがベータ版であることを理由に『大量の資金を転送しないように』と警告しているため、実際に利用する場合には少額の資金で利用することが重要ですが、アプリは世界中でリリースされる予定だと報告されているため、今後の新たな発表には注目です。
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