
XRP Ledger上で「トークン発行」が可能に?Ripple社が新機能開発
Ripple(リップル)社の技術責任者であるDavid Schwartz(デイビッド・シュワルツ)氏は2020年2月27日に公開された動画の中で、同社が「XRP Ledger上で資産に裏付けられたトークンを作成できる機能」を開発していることを明らかにしました。
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「トークン発行を可能にする新機能」を開発
David Schwartz(デイビッド・シュワルツ)氏は2020年2月27日に公開された動画の中で、Ripple社が"第三者が他の仮想通貨をXRPのエコシステムに導入できるようにする新機能"の開発に取り組んでいることを明かしました。
この新機能に関する詳細は明かされていませんが、これによって仮想通貨XRPの土台となっている分散型台帳「XRP Ledger」で何らかの資産に裏付けられたトークンを発行することができるようになると伝えられています。
ブロックチェーン上で新たなトークンを発行することができる機能を有しているブロックチェーンは「イーサリアム・トロン・イオス・ステラ」など多数存在しますが、シュワルツ氏は「XRP Ledger」上で発行される新たなトークンはXRPと取引されるため、流動性が保証されると説明しています。
「XRP Ledger」を用いて新たな仮想通貨を発行するアイデアは数年前から出ており、Ripple社の投資部門「Xpring」が昨年9月に分散型決済プラットフォーム「Logos Network」を買収した際には『Ripple社がXRP Ledgerで金融商品を作成するのに役立つ』と説明されていました。
また昨年10月にはカナダの仮想通貨取引所「Coinfield(コインフィールド)」が、XRP Ledger上で株式・ETF・ステーブルコインなどをトークン化し、それらの資産を取引することができる新たなプラットフォーム「Sologenic(ソロジェニック)」を発表しています。
現在発行されているステーブルコインは、イーサリアムなどのブロックチェーン技術を用いた構築されていますが、Ripple社が正式に新機能を公開した場合は「XRP Ledger」上でも多くのデジタル資産が発行されることになると予想されます。
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