暗号資産取引所「GMOコイン」は2020年6月12日に、2018年〜2019年末までの期間におけるビットコイン(Bitcoin/BTC)とエックスアールピー(XRP)の取引動向をまとめたデータ公開しました。今回の発表では「ユーザーの注目する銘柄がXRPからBTCへと移行していることに伴い、2019年まで高い取引金額を誇っていたXRPの取引金額が減少し、BTCの取引金額が増加していること」が報告されています。
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XRPの取引金額「2018年頃から徐々に減少」
GMOコインは2020年4月に「GMOコイン利用者を対象としたアンケート調査」を実施した上で”2019年〜2020年にかけてユーザーの注目はリップル(XRP)からビットコインへと移行した”ということを報告していましたが、今回の発表ではこの結果を合わせながら「ユーザーの注目度が変遷するとき、取引金額はどのように変わるのか」についての紹介が行われています。なお、今回の取引動向はBTC・XRPの2銘柄にフォーカスするために、2銘柄の合計取引金額を100%とした百分率で紹介していると説明されています。
2018年のBTC・XRP取引金額をまとめたデータでは、2018年1月時点では圧倒的にXRP取引金額のほうが大きかったことが示されていますが、その後1年間で徐々にXRP取引金額は減少し、2019年末にはビットコインとほぼ同レベルの取引金額になっていたことがわかります。
しかし、2019年のデータではXRPの取引金額がさらに減少していることが示されており、1月と5月以外は20%前後にとどまっていたことが報告されています。
XRPは以前から「日本国内でも人気の暗号資産」として知られており、今月10日に日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が公開した「2020年2月時点における国内取引所の現物取引高ランキング」で”2位”にランクインしていた他、今月9日に暗号資産取引所BITMAX(ビットマックス)が実施した「推し暗号資産に関するアンケート調査」でもBTCと僅差で”2位”にランクインしていましたが、GMOコインの販売所におけるXRP取引量は徐々に減少しているようです。
「JVCEA」と「BITMAX」の調査でXRPが2位にランクインしていることを踏まえると、XRPは依然として高い人気を誇っていると考えられますが、ビットコインは今年5月に半減期を迎えたため、暗号資産投資家の関心は徐々にビットコインへと傾いている可能性があると予想されます。
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