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Discovery Channel:暗号資産・ブロックチェーンの「ドキュメンタリー番組」放送開始

世界的に人気の衛星テレビ・ケーブルテレビネットワークチャンネルである「Discovery Channel(ディスカバリーチャンネル)」は、2020年7月4日から暗号資産(仮想通貨)に関するドキュメンタリー番組の放送を開始しました。この番組では、暗号資産やブロックチェーン技術に関する様々な内容が取り上げられています。

「暗号資産関連のドキュメンタリー番組」放送開始

Discovery Channel(ディスカバリーチャンネル)で放送された番組のタイトルは「Open Source Money(オープンソースマネー)」であり、現地時間2020年7月4日に「Discovery Science Channel」で放送が行われました。この番組の制作会社である「Vision Tree社」は、番組制作費の100万ドル(約1億円)をすべて暗号資産で調達したと報告されています。

Open Source Money(オープンソースマネー)は暗号資産やブロックチェーン技術について紹介するドキュメンタリー番組となっており、”ディズニーが開発したブロックチェーンプラットホーム”として知られている「ドラゴンチェーン(Dragonchain/DRGN)」のイニシャル・コイン・オファリング(ICO)や、プロジェクト開発者が米国証券取引委員会(SEC)との間でどのようなやりとりを行ったかなどの内容が描かれています。
※ドラゴンチェーンは現在、ディズニーとは別の独自組織としてプロジェクトを展開しています。

番組の中では米国の規制でドラゴンチェーンが「無登録証券」とみなされた問題などが取り上げられており、複雑な規制によって技術の進歩・発展に影響が出ていることなども紹介されています。

また各エピソードには、暗号資産擁護派として知られるPatrick Byrne(パトリック・バーン)氏や、ビットコイン財団の会長であるBrock Pierce(ブロック・ピアース)氏、ドラゴンチェーンの創業者であるJoe Roets(ジョー・ルーツ)などといった暗号資産業界の著名人も多数出演しており、「Disney(ディズニー)」や「Facebook(フェイスブック)」などとといった暗号資産に関わりのある大手企業も取り上げられています。

「ディスカバリーチャンネル」は、米国で8,100万人、カナダで600万人、世界中では4億5,000万人もの視聴者を誇る大人気チャンネルであるため、暗号資産関連のドキュメンタリー番組が放送されることによって、暗号資産の認知度増加・普及促進などにもつながると期待されています。なお、これらのドキュメンタリー番組では2020年8月1日までの期間で毎週1回、合計5つのエピソードが放送されるとのことです。

>>「Open Source Money」の公式サイトはこちら