米国の大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」は2020年8月13日に、ビットコイン(Bitcoin/BTC)保有額の30%まで現金を借り入れることができる「ビットコイン担保型ローンサービス」を提供することを発表しました。
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BTC担保に「最大20,000ドル」まで借り入れ可能
Coinbase(コインベース)が新たに発表した「ビットコイン担保型のローンサービス」は、自分が保有しているビットコイン(BTC)の最大30%まで現金を借り入れることができるサービスです。
借りることができる最大金額は20,000ドル(約213万円)までとなっており、年利は8%、元金の返済は最長で1年猶予されると報告されています。
このサービスでは長い申請書に記入したり、信用調査を受ける必要がないため、Coinbaseの口座でビットコインを保有しているユーザーであれば、数回タップするだけで2〜3日以内に素早く現金を借りることができると説明されています。
ただし、サービスを利用可能な地域は限定されており、以下の州に住む米国ユーザーのみが借り入れを行うことができるとされています。
【借り入れ可能な地域】
アラスカ、アーカンソー、コネチカット、フロリダ、ジョージア、イリノイ、マサチューセッツ、ニューハンプシャー、ニュージャージー、ノースカロライナ、オレゴン、テキサス、バージニア、ネブラスカ、ユタ、ウィスコンシン、ワイオミング
コインベースは今回のローンサービス発表にあたり『家のリフォームや車の修理などの費用として現金が必要だが、仮想通貨を売却したり、年利20%以上になる可能性のある高金利ローンは利用したくない』という声が顧客から寄せられていたことを報告しています。
サービス対象となるユーザーは本日13日から借り入れ予約を行うことができ、2020年秋には正式にサービス提供が開始される予定だと報告されています。