ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は今年3月頃から順調に回復してきているため、今後のさらなる価格上昇には期待が高まってきていますが、有名な暗号資産(仮想通貨)トレーダーであるTone Vays(トーン・ベイズ)氏は『ビットコイン価格は2021年に過去最高値を突破し、45,000ドル〜50,000ドル(約475万円〜528万円)付近まで高騰する可能性がある』と予想しています。
過去最高値突破で「2倍以上」に急騰する可能性
JPMorgan Chase(JPモルガン・チェース)の元アナリストでありながら、有名な仮想通貨トレーダーでもあるTone Vays(トーン・ベイズ)氏は「IGTV」のインタビューに応じた際に『ビットコイン価格は2021年に20,000ドル(約211万円)を突破し、45,000ドル〜50,000ドル(約475万円〜528万円)に達する可能性がある』との予想を語りました。
Tone Vays(トーン・ベイズ)氏は2020年初め頃までは『ビットコイン価格は2021年に2万ドルを超える』という予想に対して懐疑的な見方を示していましたが、現在はその考えを改めています。
ビットコイン価格はどのくらい高くまで上昇するでしょうか?
Tone Vays氏はビットコイン価格が2020年の残りの期間は10,000ドル以上で推移し、2021年には20,000ドルを突破した後、45,000ドル〜50,000ドルに達する可能性があると予想しています。
同氏は『ビットコインが過去最高値を破るまでに何年もかかっている場合に以前の過去最高値を突破した場合には、過去最高値の2倍以上にまで価格が高騰する傾向がある』と述べており、この法則に基づいてビットコインが20,000ドルを突破した場合には45,000ドル〜50,000ドルまで高騰する可能性があると予想しています。
「金の過去最高値更新時」との比較も
ベイズ氏は「金(ゴールド)が史上最高値を更新した際にそれまでの高値を一気に5%上回ったこと」も挙げており、ビットコインが過去最高値を上回った場合には中長期的にこれと同様の動きが起こる可能性があると説明しています。
私たちは現在、金で何が起きているかを見ています。金は最近10年前の過去最高値を更新し、すぐに100ドル上昇しました。これは史上最高値から一気に5%も上昇したことを示しています。金が史上最高値を更新した後に見せた価格急騰はビットコインでも同じように見られるでしょう。
しかし同氏は、過去の歴史上ビットコインは過去最高値を更新した後にすぐ急騰するものの、ピークまで上昇した後の調整では価格が急落する傾向があることも指摘しています。
ビットコイン価格に関しては『2021年に10万ドル(約1,056万円)を突破する可能性がある』という予想も多数語られていますが、ベイズ氏は『そのような予想を語るつもりはない』と語っており、『次の天井が45,000ドルであれば嬉しいし、この上昇はすぐに起こる可能性がある』と語っています。
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2020年8月21日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(BTC)の価格は今年3月に50万円付近まで下落して以降は順調に回復してきており、先日18日には一時的に130万円付近まで上昇したものの、その後はやや下落しており、2020年8月21日時点では「1BTC=1,253,552円」で取引されています。