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BTC強気派Anthony Pompliano氏の「ビットコイン投資比率」が明らかに

米デジタル資産運用会社「Morgan Creek Digital」の共同設立者でありながら、ビットコイン強気派としても知られるAnthony Pompliano(アンソニー・ ポンプリアーノ)氏が、自分の資産の80%をビットコイン(Bitcoin/BTC)に割り当てていることが明らかになりました。

資産の80%を「ビットコイン」で保有

ビットコイン(BTC)などの暗号資産に対して強気な意見を語っていることで知られる米デジタル資産運用会社「Morgan Creek Digital」の共同設立者Anthony Pompliano(アンソニー・ ポンプリアーノ)氏は、最近行われたポッドキャストのリスナーインタビューの中で『自分自身が資産の80%をビットコインに割り当てていること』を明らかにしました。

ポンプリアーノ氏が語った内容によると、同氏は資産の80%を「ビットコイン」に割り当て、残りの20%を「不動産・現金・初期段階の企業」に割り当てているとのことです。

なお、アンソニー・ ポンプリアーノ氏は仮想通貨関連のスタートアップ企業にも投資を行っているため、「仮想通貨分野への投資比率」で考えると、その比率は80%を超える可能性があると考えられます。

ビットコインの将来に対して強気な姿勢を維持し続けているポンプリアーノ氏は、2020年8月のツイートで『ビットコインの時価総額は2029年末までに金の時価総額を超える』との予想を語っており、2021年のBTC価格予想では10万ドル(1,050万円)、長期的なBTC価格予想では40万ドル〜45万ドル(約4,200万円〜4,750万円)という非常に強気な予想を語っています。

「新たな安全資産」として注目を集めるビットコイン

短気な価格高騰・急落はありながらも徐々にその価値を高めてきているビットコインは『金(Gold/ゴールド)のような”安全資産”になる可能性がある』として期待されており、最近では「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」や「Square(スクエア)」などの大手企業も大量のBTCを購入し始めています。

資産の一部をビットコインに割り当てる人々や企業が増えていることは「ビットコインが安全資産として世の中に浸透し始めていること」を示していると考えられます。

ビットコインは価格変動が激しい資産でもあるため「過度な投資」には反対する意見も多く出ていますが、億万長者であるChamath Palihapitiya(チャマス・パリハピティヤ)氏は『全ての人は”危機的状況を避けるための保険”として純資産の1%をビットコインに投資して長期保有し、それが必要とならないことを願っておくべきだ』とコメントしています。

>>「ポンプリアーノ氏のポッドキャスト」はこちら

2020年10月19日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先月4日に108万円付近まで下落したものの、その後は徐々に回復してきており、2020年10月19日時点では「1BTC=1,201,278円」で取引されています。

2020年4月23日〜2020年10月19日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)