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一般個人向けの日本円建て前払式支払手段「JPYC(JPYCoin)」発行へ:日本暗号資産市場


日本暗号資産市場株式会社は2020年12月23日に、日本円・ビットコイン・イーサリアムで購入可能な一般向けERC20前払式支払手段「JPYC(JPYCoin)」を2021年1月下旬に1億枚発行することを発表しました。JPYCは”誰でも購入できる日本円建てステーブルコイン”となっており、物や金券の購入に利用できると説明されています。

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一般向け前払式支払手段「JPYC(JPYCoin)」発行へ

日本暗号資産市場株式会社は2020年2月に古物商許可、2020年3月に古物市場主許可を取得して「暗号資産で取引可能な古物市場」などを展開している会社であり、今年8月には”事業者向けの日本円建て代替安定通貨”である「イチバ(ICHIBA/ICB)」の販売も開始していました。

イチバ(ICHIBA/ICB)は「事業者向けの通貨」となっていたため、事業者のみが購入可能となっていましたが、今回の発表では誰でも購入できる一般向けERC20前払式支払手段「JPYC(JPYCoin)」を新たに発行することが報告されています。

JPYC(JPYCoin)は「1JPYC=1円」として取引されるERC20自家型前払式支払手段であり、2021年1月下旬に日本円・ビットコインイーサリアムで販売開始される予定だと報告されています。

2021年1月下旬に開始される第一段階目のJPYC販売では「合計1億円分のJPYC(100,000,000 JPYC)」が発行されることになっており、その90%が市場に出回ったタイミングでさらに「100,000,000 JPYC」を発行すると報告されています。

購入したJPYCは物や金券の購入に利用することができ、「Uniswap(ユニスワップ)」などの二次流通市場での取引はICBと同様に利用者が自由に行えると説明されています。

(画像:日本暗号資産市場株式会社)

なお「JPYCのホワイトペーパー」も2021年1月下旬に公開される予定となっており、JPYC販売開始後はJPYC公式サイトで「10,000円、100,000円、1,000,000円」の購入単価から選択してJPYCを購入することができるとのことです。

日本暗号資産市場株式会社は公式発表の中で『JPYCの発行・販売により、日本におけるブロックチェーンを活用した決済手段と物の取引の活性化を目指していく』と語っています。

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