日本暗号資産市場社:世界初となる「仮想通貨対応古物市場」の開設許可を取得
「日本暗号資産市場株式会社」は2020年3月19日に、世界初となる仮想通貨で取引可能な"暗号資産古物市場"を開設する許可を取得したことを発表しました。同社は古物市場の開催に伴い、参加を希望する古物商の募集を開始しています。
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仮想通貨対応の「プロ向けオークション」開催へ
日本暗号資産市場株式会社は、2020年3月17日に東京都公安委員会から「古物市場主(*1)」の許可を取得したことを発表し、"仮想通貨での取引が可能な古物市場"への参加を希望する古物商の募集を開始しました。仮想通貨で取引することができる古物市場は"世界初"であるとされています。
(*1)古物市場主:古物商間で古物の売買や交換を行うための市場を主催する者のこと
2019年11月に創業された「日本暗号資産市場株式会社」は、2020年2月に古物商許可を所得した上で"ブランド品などをはじめとする古物を法定通貨と仮想通貨の両方で売買することができるサービス"を提供していましたが、今回新たに"古物市場主"の許可を取得したことによって、今後は"プロ向けオークションサービス"を開催することができるようになりました。
同社は2020年春に「古物を対象としたプロ向けオークションサービス」の公開を予定しているため、現在はこのオークションサービスへの参加を希望する古物商の募集が行われています。
現時点で市場開始時の取扱いを検討している仮想通貨は以下の5銘柄とされていますが、今後も対応通貨を増やしていく予定だと説明されています。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・アリス(ALIS/ALIS)
・アルクコイン(ARUKUCOIN/ARUK)
・ディビアントコイン(DeviantCoin/DEV)
「暗号資産古物市場」の開始日や取扱開始日に関しては、詳細が決まり次第改めて報告するとのことです。「日本暗号資産市場株式会社」は、仮想通貨と法定通貨の両方で入札できる古物市場を開催することによって、モノが溢れる日本の二次流通市場の活性化を図ると共に、暗号資産の流動性向上に貢献していくとしています。
「暗号資産古物市場」の詳細や参加申し込みなどは、以下の公式サイトをご確認ください。
>>「暗号資産古物市場」の公式サイトはこちら