Cardano(ADA)「Daedalus 4.5.1」公開|ステークプールの過剰飽和警告機能などを追加
カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)の開発を担当している「Input Output(IOG/IOHK)」は2021年11月19日に、Cardano関連のトークンを保管・管理することができる公式デスクトップウォレット「Daedalus(ダイダロス)」の最新バージョンとなる「Daedalus 4.5.1」をリリースしたことを発表しました。
こちらから読む:「暗号資産」関連ニュース
デスクトップウォレット「Daedalus 4.5.1」リリース
Input Output(IOG/IOHK)は2021年11月19日に、Cardano関連のトークンを保管・管理することができる公式デスクトップウォレット「Daedalus(ダイダロス)」の最新バージョンとなる「Daedalus 4.5.1」をリリースしたことを発表しました。
Fund7に向け「Catalyst画面」を改良
Daedalusウォレットでは「ADAのステーキング」に加えて、カルダノブロックチェーンの価値を高めるためのアイデアを募集して、ADA保有者からの投票で実際に資金提供を行うアイデアを決定し、投票に参加したADA保有者にADA報酬を付与するプログラム「Catalyst(カタリスト)」に参加するための有権者登録機能が搭載されていますが、今回のアップデートでは投票画面のレイアウトが改良され、Catalystプロジェクトとフッターのリンクに継続登録が追加されています。
Cardanoプロジェクトでは第7回目のCatalyst投票となる「Fund7」が実施されることになっていますが、新たにリリースされたDaedalusウォレットには「Fund7のスナップショット日」と「Fund6の結果発表日」が表示されています。
Fund7のスナップショット日は「2022年1月6日午後8時」とされているため、この期日までに500ADA以上をウォレットに保有して有権者登録を完了していれば、Catalystの投票アプリである「Catalyst Voting」を通じて投票に参加することができるようになります。
なお、この画面には「Catalyst Voting」のアプリをダウンロードするためのQRコードも記載されているため、このQRコードをスマホカメラでスキャンすることによって「Catalyst Voting」をダウンロードすることができます。
ステークプールの「過剰飽和警告機能」も追加
今回のアップデートでは「ステークプールの過剰飽和警告機能」も追加されています。
Cardanoでは委任するステークプールが過剰飽和状態になった場合には、委任者が受け取る報酬量が減少することになっていますが、今回の機能が追加されたことによって『選択したプールにそれ以上委任をすると過剰飽和状態になる』という場合には警告メッセージが表示されるようになったため、委任前にそのことを簡単に察知することができるようになっています。
選択したプールにそれ以上委任をすると過剰飽和状態になる場合には警告メッセージが表示される(画像:Input Output)
なお、既にDaedalusウォレットを利用している場合は、ウォレットを起動した後に表示される指示に従ってアップデート作業を行うことによって、簡単に「Daedalus 4.5.1」へとアップデートすることができます。
>>「Input Output」の公式発表はこちら
>>「Daedalusウォレットのダウンロード」はこちら
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連のある仮想通貨ニュース
ライトコイン財団:カストディソリューションに「BitGoマルチシグウォレット」を採用
イーロン・マスク氏:Twitter Blueで「ドージコイン決済採用」を提案|DOGE価格は一時急騰
Meta社:Facebook・InstagramのNFT関連サービス停止へ
Apple社:分散型SNSの「BTC投げ銭機能」認めず|Damusにアプリ削除の警告
マーブレックス(MARBLEX/MBX)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説
暗号資産損益計算のGtax:秘密鍵の共有管理サービス「N Suite」と提携
注目度の高い仮想通貨ニュース
仮想通貨ニュース | 新着記事一覧