Solanaウォレットの「Phantom」イーサリアム・ポリゴンに新規対応
ソラナ(Solana/SOL)関連の暗号資産を管理できる主流ウォレット「Phantom(ファントム)」が、マルチチェーン戦略の一環として「イーサリアム」と「ポリゴン」に新規対応したことが明らかになりました。
Phantom Walletがマルチチェーン対応
ソラナ(Solana/SOL)関連の暗号資産を管理できる主流ウォレット「Phantom(ファントム)」は2023年5月1日に、マルチチェーン戦略の一環として「イーサリアム」と「ポリゴン」に新規対応したことを発表しました。
Phantomは、モバイルアプリとブラウザウォレットの両方でEthereumとPolygonをサポートしているとのことで、今回のマルチチェーン展開によって、ユーザーはウォレットを切り替えることなく「Ethereum・Polygon・Solana」を使用することができるようになったと説明されています。
また、複数のシークレットリカバリーフレーズに対応しているため、他のウォレットで作成したウォレットを数秒で簡単にインポートすることが可能で、MetaMask接続ボタンが設置されているサービスならどこでも互換性があるとも説明されています。
1/ Phantom multichain is rolling out today! 🥳
— Phantom (@phantom) May 1, 2023
Now you can use @ethereum, @0xPolygon, and @solana without switching wallets.
With support for multiple secret recovery phrases, it’s easy to import all of your wallets in seconds.
Compatible everywhere with a MetaMask button. pic.twitter.com/wbvwmZ1ZlJ
本日からPhantomをマルチチェーン展開!🥳
これにより、ウォレットを切り替えることなく「Ethereum・Polygon・Solana」を使用することができます。
複数のシークレットリカバリーフレーズに対応しているので、数秒で全てのウォレットを簡単にインポートすることができます。
MetaMaskボタンがあるところなら、どこでも互換性があります。
Phantomが新規対応したPolygonとは?
複数の資産をまとめて簡単管理
MetaMask(メタマスク)のような仮想通貨ウォレットでは、異なるブロックチェーン上の保有資産を確認する際にネットワークを手動で切り替える必要がありますが、新しいPhantomウォレットでは複数チェーン上の保有資産がまとめて表示されるため、より簡単に保有資産を確認できると報告されています。
NFTもタイル形式で確認・管理可能
また、保有するNFTをタイル形式で確認することも可能で、検索・ピン留め・スパムの非表示・マーケットプレイスへの出品管理などを全てウォレットから行うことができるとも説明されています。
詐欺から身を守るセキュリティ機能
さらに、取引プレビュー・自動ブロックリスト・24時間365日対応のグローバルサポートチームなど、セキュリティ機能も搭載しているため、詐欺から身を守ることができるとも説明されています。
取引内容もシンプルなデザインで表示
トランザクション(取引)を行う際に表示される各種取引内容もシンプルなデザインで表示されるため、ウォレットに出入りする資産の内容を簡単に把握することができるとされています。
また、別の報告では今後の計画として「ソラナとイーサリアムのネットワーク間で資産を移動できるブリッジの開発」などが予定されているとも報告されているため、今後はさらにPhantomウォレットが便利になっていくと期待されます。
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