大手仮想通貨取引所BINANCE「初の取締役会」を設置

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社外取締役を含む計7名で構成

大手暗号資産取引所BINANCE(バイナンス)を運営する「Binance Holdings」が、バイナンス初の取締役会を設置したことが明らかになりました。

BINANCEの公式サイトに記載されている情報によると、BINANCEの取締役会は同社役員と社外取締役を含む以下の7人で構成されると報告されています。

  • ガブリエル・アベド氏(取締役会会長)
    アラブ首長国連邦(UAE)駐バルバドス大使を務めた経歴を持つテクノロジー起業家。
  • シン・ワン氏(独立社外メンバー)
    NASDAQに上場している特別買収目的会社「Bayview Acquisition Corp」のCEOを務める弁護士。
  • アルノー・ベンチュラ氏(独立社外メンバー)
    東京都渋谷区に本社を構える投資持株会社「Gojo & Company」のマネージングパートナー。
  • リチャード・テン氏
    元規制当局関係者でもあるバイナンスの現CEO。
  • ヘイナ・チェン氏
    バイナンスの共同創設者兼上級幹部。
  • ロジャー・ワン氏
    バイナンス創設メンバーの1人でもあるバイナンスのトップ製品専門家。
  • ロック・ヘ氏
    バイナンス創設メンバーの1人でもあり、法定通貨部門を含む様々な事業部門を率いてきた経歴を持つ人物。

バイナンスは昨年11月に「米規制当局と和解して、チャンポン・ジャオ(CZ)氏がBINANCEのCEOから退任したこと」を発表しており、新しいCEOにはアブダビ・グローバル・マーケットの金融サービス規制当局CEOなどを務めた経歴などを持つリチャード・テン氏が就任していました。

リチャード・テン氏はバイナンスのCEOに就任した際に「経験を活かして規制対応を強化していく」という方針を明かしていましたが、今回の取締役会設置はコンプライアンス関連の取り組みにおける重要なステップの1つとみなされています。

なお、現在は日本居住者向けサービスとなる「Binance Japan」のサービス提供も開始されていて、先月19日にはCZ氏から「Giggle Academy」と呼ばれる新プロジェクトも発表されています。

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