ビットバンク、BTC入出金で「ライトニングネットワーク」対応へ
暗号資産取引所bitbank(ビットバンク)が、ビットコイン(BTC)の入出金でライトニングネットワークに対応する予定であることが明らかになりました。
【PR】本サイトはアフィリエイトプログラム・プロモーションによる収益を得ています。
迅速・安価なBTC入出金が可能に
Lightning Network(ライトニングネットワーク)は、少額のビットコインを非常に安い手数料で素早く送金できるできる技術であり、ビットコイン決済などといった日常生活でのBTC利用で広く利用されています。
ビットコインを通常のネットワークで送金する場合は、数百円〜数千円程度の手数料と10分〜数時間の時間がかかりますが、ライトニングネットワークを利用すれば数円程度の手数料で瞬時にBTCを送金することができます。
ビットバンクの入出金サービスがライトニングネットワークに対応することによって、ユーザーはより早く・より安い手数料でBTCを入出金することができるようになり、利便性が大きく向上すると期待されます。
今回のニュースは、ビットコイン特化の国際カンファレンス「Bitcoin Tokyo 2024」の中でビットバンクのChief Bitcoin Officerであるジョナサン・アンダーウッド氏によって発表されたもので、同氏のXアカウント上でも以下のように報告されています。
bitbankはライトニング対応します!https://t.co/Zjrw934EZC
— Jonathan Underwood (@junderwood4649) September 22, 2024
入金手数料は無料・出金手数料は激安に
報告によると、ビットバンクはライトニングを利用したBTC取引のための簡易アドレスフォーマットである「LUD-16 Lightning Address」に対応するとのことで、サブドメインは未定だがおそらく「xxx@ln.bitbank.cc」になると伝えられています。
また、ライトニング形式のBTC入金手数料は無料で、出金手数料はまだ決定していないものの激安になることは確定しているとも報告されています(1sat案や無料回数制限案などが社内で出ている)。
その他チャンネルについては「ユーザーから直接ビットバンクノードとチャンネルを開く許可設定」と「ビットバンクからチャンネルを開きインバウンド流動性提供機能(有償)」が検討中だと報告されています。
アンダーウッド氏の投稿内にもある仮想通貨メディア「あたらしい経済」の報道によると、ライトニングネットワークの対応開始時期は現時点で未定であるとのことですが、正式にライトニング対応が開始されれば、ビットバンクはBTC保有者にとってより魅力的な取引所になると期待されます。
ビットバンクは世界的にも高評価
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾により使用