ビットコイン「2025年の目標価格と到達時期」ピーター・ブラント氏の見解

2025年8月〜9月に135,000ドルと予想

Xで742,000人以上のフォロワーを有するベテラントレーダーのピーター・ブラント氏は2024年10月9日に、ビットコイン（BTC）に関する最新の価格予想を語りました。

ピーター・ブラント氏は2018年のビットコイン暴落予想を的中させたことで知られるベテラントレーダーであり、チャート分析を交えながら現実的なビットコイン価格予想を定期的に投稿しています。

今回の投稿では、2010年〜2024年までのビットコイン価格推移を示した長期的なチャート（BTC/USDの1週間足チャート）が投稿されていて、ビットコイン価格は2025年8月〜9月頃に135,000ドル（約2,008万円）まで上昇する可能性があるとの予想が示されています。

同氏は過去の歴史から「ビットコインの大幅上昇は半減期の後半に起きている」と指摘していて、「2024年3月以降から続いているビットコインの停滞は、継続中のトレンドにおける重要性の低い一時的な停滞に過ぎない」との見解を示しています。

ブラント氏は今のところビットコインに対する強気な姿勢を維持していますが、48,000ドル（約714万円）を下回って終値をつけた場合は、同氏のチャート分析が無効になるとも説明されています。

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観察結果：

• 大幅上昇は半減期の後半に発生
• 2024年3月以降の期間は、継続中のトレンドにおける重要性の低い一時的な停滞に見える
• 目標価格は2025年8月/9月に135,000ドル
• 48,000ドルを下回って終値をつけた場合、私のチャート分析は無効になる

価値の保存手段としてもゴールドを圧倒

ピーター・ブラント氏は2024年10月9日の投稿で「ビットコインは価値の保存手段として金（ゴールド）を上回っている」との見解も語っています。

今回の投稿では、ビットコインの価値がゴールドに対してどれほど上昇しているかを示す指標であるBTC/GLDレシオ（ビットコインとゴールドの価格比率）の画像を用いて「価値の保存手段としての王者はどちらか」に関する意見が語られています。

ブラント氏は「ビットコインはゴールドを圧倒している」と述べており、ベイズ分析（新しいデータが得られるたびに仮説の確率を更新する手法）では現在の市場が完全に反転（下落）する可能性は30％という結果が出ているとも報告しています。

同氏は今回の画像を用いて「現在のBTC/GLDレシオは23で、サポートは10台後半、レジスタンスは32」と報告しており、過去最高値（ATH）を更新した場合の目標は100以上になるとも語っています。

ビットコインかゴールドか（BTC vs XAU）
価値の保存手段としての王者はどちらか？

• ビットコインがゴールドを圧倒
• レジスタンスは32
• 現在は23
• サポートは10台後半
• 新たなATHで100以上が目標に
• ベイズ分析では、市場が完全に反転する可能性は30%

仮想通貨市場では現在も停滞が続いていますが、アナリストや専門家からは「2024年末にかけての価格上昇」を予想する意見が数多く出ていて、ビットコイン以外のアルトコインについても価格上昇予想が多数語られています。

一部では「11月に控える米大統領選挙の結果次第では仮想通貨の価格が下落する可能性がある」との意見も出ていますが、過去のデータやチャート分析に基づいた予想では「近日中の価格上昇」が示唆されているため、2024年末にかけての値動きには注目が集まっています。

※価格は執筆時点でのレート換算（1ドル=148.78円）

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執筆・翻訳：BITTIMES 編集部
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