イーサリアムブロックチェーン用いた「音楽レーベル」を設立:RAC×Goldroom

by BITTIMES

グラミー賞で「最優秀リミックス・レコーディング賞」を受賞した「RAC(アール・エー・シー)」ことAndre Allen Anjos(アンドレ・アレン・アンホス)氏は、2019年5月1日に「Goldroom(ゴールドルーム)」として知られるプロデューサー兼DJのJosh Legg(ジョシュ・レッグ)氏との提携を発表し、イーサリアム(Ethereum/ETH)ブロックチェーンを使って音楽やそれに関連する製品を配布する「Minerva Music(ミネルバ・ミュージック)」というレコードレーベルを立ち上げたことを発表しました。

こちらから読む:HIP-HOP界の新星が"Lightning決済"に対応「音楽」関連ニュース

Minerva Music(ミネルバ・ミュージック)とは

「Minerva Music(ミネルバ・ミュージック)」とは、「RAC(アール・エー・シー)」ことAndre Allen Anjos(アンドレ・アレン・アンホス)氏と「Goldroom(ゴールドルーム)」として知られるプロデューサー兼DJのJosh Legg(ジョシュ・レッグ)氏が2019年5月1日に発表したレコードレーベルです。

イーサリアム(ETH)のブロックチェーン技術を活用している「Minerva Music」は、アーティスト向けの収益管理プラットフォームである「Stem」や、イーサリアムを用いてアーティストとファンを直接繋ぐサービスを提供している「Ujo Music」とも提携を結んでいます。

「RAC」は2017年にリリースしたアルバム「EGO」を「Ujo Music」のプラットフォーム上でリリースしているため、その当時からイーサリアム決済でリスナーの人々に音楽を届けていました。

今回のパートナーシップについてレッグ氏は『これらのパートナーシップによって、10年前には不可能だった柔軟な方法で取引を行うことができる』と語っており、アンホス氏は「Minerva Music」の目標はアーティストができる限り合理的な方法で支払いを受けることができるようにすることだと説明しています。

私たちの目標は、アーティストがより高いレベルの自律性を与えることによって、伝統的な音楽業界から独立できるようにし、最終的には彼らが合理的な方法で支払いを受けることができるようにすることです。

アーティスト複数がすでに参加

「Minerva Music」は、すでに"ブロックチェーン技術を用いてアルバムをリリースしたい"と考えている複数のアーティストとの交渉を終えていると報じられています。

レーベルに参加するアーティストとしては現時点では、
・Metsā
・Chela
・Nolan Garrett
・NASAYA
などのアーティストが挙げられており、最初の曲は2019年5月8日にリリースされる予定だと伝えられています。

ブロックチェーンや仮想通貨を用いた音楽関連のプラットフォームはこれまでにも複数立ち上げられているため、今後はより多くのアーティストがこれらのプラットフォームに移行していく可能性もあると考えられます。

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