【公式発表】TelegramのTONブロックチェーン「10月後半」公開へ
Telegram(テレグラム)の独自ブロックチェーンである「テレグラム・オープン・ネットワーク(Telegram Open Network/TON)」が2019年10月末に立ち上げられることが公式TON委員会の発表で明らかになりました。
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Telegram(テレグラム)の独自ブロックチェーンであるテレグラム・オープン・ネットワーク(Telegram Open Network/TON)は、今年9月頃からテストを開始しており、テスト用ファイルやリソースなどが公開されていました。
TON委員会が10月3日にTelegramに投稿した文章には「TONは初期テスト期間が終了した後、10月下旬に立ち上げられる予定」だと書かれています。
発表によると、投資家の人々にはTONキーを生成するためのソフトウェアが提供されることになっており、仮想通貨「グラム(Gram/GRM)」を受け取る投資家は2019年10月16日までにTelegramに公開鍵を送る必要があると説明されています。このキーはトークン購入契約で提供される資格情報を使用して確認されるとのことです。
TONのソースコード全体は「Github(ギットハブ)」で入手することができます。また投資家はバリデーター(*1)を選択する必要があり、「Telegram」や「TON Foundation」は、ローンチ後のバリデーターとして機能しないとも説明されています。
(*1)バリデーター:ノードやネットワークなどの技術的な管理を行う役割を担っている人々のこと
Telegramは2018年に行ったイニシャル・コイン・オファリング(ICO)で8億5,000万ドル(約918億円)もの資金を調達したプロジェクトであるため世界中で注目が集まっています。現時点でもすでに複数の取引所がGramを取り扱う予定だと発表しているため、今後はTelegram関連のニュースも増えてくることになると予想されます。