TRON:ステーブルコイン貸出プラットフォーム「JUST」立ち上げ
トロン財団(TRON Foundation)は2020年4月4日に、TRONベースのステーブルコイン貸出(レンディング)プラットフォームのテストが完了したことを報告し、このプラットフォームが「JUST」と呼ばれる名称で正式にリリースされることを発表しました。
こちらから読む:仮想通貨対応プリペイドカードでTRXが利用可能に「Tron」関連ニュース
TRONの「分散型金融」展開に向けて
トロン財団(TRON Foundation)は2020年4月4日の発表で、以前まで「Djed」と呼ばれていたステーブルコイン貸出プラットフォームのテストを完了したことを報告し、2020年4月4日11時30分(日本時間)に新しく「JUST」という名称でメインネットを立ち上げることを発表しました。
「JUST」はTRONのスマートコンラクトを用いて米ドル(USD)の価格に基づいたステーブルコインを発行するシステムであり、発行されるステーブルコインは「USDJ」と呼ばれています。「USDJ」はその他のステーブルコインと同様に、通貨の価格が米ドルの価格と同じになるように設計されているため、安定した価格を維持することができるようになっています。
Tron財団は「JUST」のメインネット立ち上げは、"Tronの分散型金融(DiFi)に向けた新しい旅の始まり"だと述べており、「USDJ」はTRONのDiFiエコシステムに不可欠な存在となると語っています。
「JUST」のプラットフォームを支える「JUSTFoundation(JUST財団)」のチームメンバーは、その半数が「Alibaba・Tencent・IBM」などといった大手企業の出身者であり、設計と開発のベテランであるとされています。JUST財団の代表者はTRONのパブリックチェーン上でプロジェクトを構築する理由として、以下のような4つの項目を挙げています。
【大規模】
・TRONのDAppsは3番目に大きいユーザー基盤を有しており、大きな可能性を秘めている
【高い普及率】
・仮想通貨TRXは非常に多くの仮想通貨取引所に上場しており、TRC10/20トークンの取引も可能
【価格の安定性】
・TRXは仮想通貨の時価総額ランキングで上位20位を維持し続けている
【使いやすさ】
・TRONネットワークは誰でも利用することができるため、誰もが独自の仮想通貨ウォレットを作成してトークンを利用することができる。
「JUST」の詳細は以下の公式サイトで確認することができます。
>>「JUST」の公式サイトはこちら
>>「TRON財団」の公式発表はこちら
2020年4月5日|トロン(TRON/TRX)の価格
トロン(TRON/TRX)の価格は先月13日に0.8円付近まで下落したものの、現在はやや回復しており、2020年4月5日時点では「1TRX=1.30円」で取引されています。
TRXを購入することができる仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)の登録方法はこちら
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連のある仮想通貨ニュース
【重要】c0ban取引所「口座維持手数料・自動解約」導入へ|利用者は要注意
FTX Japan「初のテレビCM」放映開始|大谷翔平選手が出演
BINANCE:アーヴェ(Aave/LEND)の「永久先物取引」提供へ
仮想通貨企業がスペインのサッカークラブ「エルチェCF」を買収|運営にトークン活用
「キャプテン翼 -RIVALS-」運営企業、Astar Networkと戦略的パートナーシップ契約締結
TAOTAO「ビットコイン”Taproot”アップグレード記念キャンペーン」開始
注目度の高い仮想通貨ニュース
仮想通貨ニュース | 新着記事一覧
- 仮想通貨ニュース週間まとめ「JPYC・LISK・ADA・SHIB」などの注目記事
- カルダノ基盤の分散型取引所「SundaeSwap v3」リリース|指値注文でステーキング報酬も
- BCG大手MOBOX、今月中にDragonverseNeo(ドラバネオ)をリリース予定!独自UGC、3Dゲームエンジンに加え、ゲーム専用BTC L3のMOSE Chain公表
- 米金融大手も「現物ビットコインETF」を保有|JPモルガン、ウェルズ・ファーゴの保有銘柄
- クリプタクト:対応コインが「20,000種類」突破|ミームコインなど50銘柄に新規対応
- ツイッター共同創業者のジャック・ドーシー氏「ビットコイン100万ドル超え」を予想