eスポーツトーナメントで独自仮想通貨「AFAVC」発行へ:アルゼンチンサッカー協会
アルゼンチンサッカー協会(AFA)が主催するeスポーツトーナメント「AFA Virtual Liga」は2020年5月14日に、バーチャルリーグで使用する独自の仮想通貨「AFAバーチャルコイン(AFA Virtual Coin/AFAVC)」を公開したことを発表しました。
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AFAバーチャルコイン(AFA Virtual Coin/AFAVC)とは
AFAバーチャルコイン(AFA Virtual Coin/AFAVC)は、アルゼンチンサッカー協会(AFA)が主催するeスポーツトーナメント「AFA Virtual Liga」で使用される独自の仮想通貨であり、イーサリアム(Ethereum/ETH)のブロックチェーン技術を用いたERC20トークンとして発行されています。
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は新型コロナウイルスの影響を考慮した上で、今シーズンの試合を中止にすることを発表しているため、独自の仮想通貨を発行することによってeスポーツの分野で成長を図る狙いがあると伝えられています。
AFAバーチャルコイン(AFAVC)の発行量は10億枚に設定されており「1AFAVC=1ドル(約107円)」で販売されており、ビットコイン・イーサリアム・クレジットカード・銀行振込などで購入できるようになっています。
AFAはAFAVCの販売によって得られた資金を「スタジアムなどの建設・改修」や「選手のトレーニング費用」などに充てるとのことで、購入したAFAVCは将来的に「AFA Virtual Liga」だけでなく、その他の用途でも使用できるようになる予定だと伝えられています。
AFAVCはERC20トークンに対応したウォレットで保管・管理することができるため、スマートフォンやパソコンなどを通じて世界中に送金したり、取引したりすることができるようになっていますが、公式サイトには『AFAVCは間も無く世界中の主要な仮想通貨取引所に上場するため、取引所で売買することもできるようになる』と説明されています。
eスポーツの分野でも仮想通貨の採用は進み始めており、昨年7月には「Red Bull(レッドブル)」がメインスポンサーを務めていることでも知られるeスポーツチーム「OG」が、チリーズ(Chiliz/CHZ)・Socios.com(ソシオスドットコム)と提携を結び、独自仮想通貨の発行やファン投票の受付を開始しています。
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