音楽の「権利」に投資するブロックチェーンプラットフォーム公開へ:ANote Music

by BITTIMES

ルクセンブルクを拠点とするスタートアップ企業である「ANote Music」は2020年6月4日の発表で、"音楽の権利"に投資することができるブロックチェーンプラットフォームを2020年7月28日に一般公開することを発表しました。

こちらから読む:デジタル地域通貨"白虎"正式運用へ「ブロックチェーン」関連ニュース

「音楽の権利使用料」からリターンを

「ANote Music」が2020年7月28日に一般公開するプラットフォームは、ユーザーが「音楽のロイヤリティ(権利使用料)」に投資することができるプラットフォームであり、投資家の人々は時間の経過と共に生成されるロイヤリティを通じてリターンを得ることができると説明されています。

このプラットフォームはブロックチェーン技術を用いて安全かつ透明性の高い設計で構築されており、「アーティスト・レコードレーベル・パブリッシャー・ソングライター」が経済的に独立するのに役立つとされています。

アーティストなどは「ANote Music」のプラットフォームを使用することによって、音楽の権利販売で得られた資金に即座にアクセスすることができますが、それと同時に投資家の人々も自分の好きなアーティストの音楽の権利を所有して、音楽使用料を通じた利益を得ることができるとのことです。

「ANote Music」の共同設立者兼CEOであるMarzio Schena氏は『このプラットフォームによって、音楽業界と資本市場のギャップを埋めることができる』と語っています。

この夏「ANote Music」投資プラットフォームがローンチされることによって、音楽業界と資本市場のギャップを埋めることができます。私たちの目標は「音楽投資のための株式取引プラットフォームを作成することによって、投資家とアーティストの両方に音楽の隠された価値を解き放つこと」です。

オルタナティブ投資のパイオニアとして、音楽業界の伝統的なシステムに革命を起こすことができることに興奮しています。

音楽使用料は「非常に有望な資産クラス」

「ANote Music」は、オークションシステムを通じて投資家の人々に音楽作品の権利を提供しています。落札した投資家の人々は権利の一部を受け取ることができるだけでなく、「ANote Music」を通じて需要によって決定される価格で他の投資家とそれらを取引することもできるとのことです。

音楽使用料などの管理は「ANote Music」が投資家の代わりに行い、投資家の人々が原資産によって生み出された報酬を確実に受け取ることができるようにすると説明されています。

Marzio Schena氏は『音楽を聴く習慣は金融市場との相関性が低いため、音楽使用料は常に増加する収益を生み出し、外部ショックの影響をほとんど受けない"非常に有望な資産クラス"として機能する』と述べており、『ANote Musicの使命はそのような音楽に誰もが投資できる環境を提供することだ』と語っています。

「ANote Music」は2020年7月28日の正式リリースに先立ち、イタリアで最も有名なレコードレーベルの1つである「Irma Records(イルマレコーズ)」の先行予約オファーに投資する機会を提供するとも発表しています。

>>「ANote Music」の公式発表はこちら

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