ビットコイン(Bitcoin/BTC)に巨額の資金を投資していることでも知られる米国のソフトウェア企業「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」は2021年2月16日に、6億ドル(約600億円)相当の転換社債を発行して、その資金でビットコインの買い増しを行う予定であることを発表しました。
調達資金による「ビットコイン買い増し」を予定
MicroStrategy(マイクロストラテジー)は2021年2月16日に、元本総額6億ドル(約600億円)の転換社債を発行して、その資金でビットコインの買い増しを行う予定であることを発表しました。
転換社債とは「一定の条件で株式に転換できる権利が付与された社債」のことであり、同社は2020年12月にも転換社債を発行して調達した約680億円の資金の中から約660億円を用いてビットコインを購入しています。
なお、今回の発表では「調達された資金からどれくらいの金額をビットコイン買い増しに充てるか」については明かされておらず『販売によって得られた純収入を使用して、追加のビットコインを取得する予定』だと説明されています。
MicroStrategyは昨年夏以降、複数回に渡って合計11億5,000万円(約1,150億円)をビットコインに投資しており、現在は記事執筆時点の価格換算で約3,800億円以上に相当する「71,079BTC」を準備資産として保有しているとも報告されています。
ビットコインの価格は16日〜17日にかけて注目されていた「1BTC=5万ドル(約525万円)」の価格を突破しており、BTC時価総額は約1兆ドル(約100兆円)に達していますが、ここ最近では「MicroStrategy」だけでなく「Square」や「Tesla」などといった複数の大手企業がビットコインに投資し始めているため、このような動きが他の企業に拡大すれば、ビットコインの価値や時価総額はさらに高まっていくことになると期待されています。
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2021年2月17日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は今月9日に503万円付近まで上昇して以降、横ばいの状態が続いていたものの、先日16日に5万ドルラインを突破して以降は再び上昇し始めており、2021年2月17日時点では「1BTC=5,393,011円」で取引されています。