ビットコイン(Bitcoin/BTC)に多額の投資を行っていることで知られる米国のソフトウェア企業「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」は2021年3月1日に、平均価格45,710ドルでさらに1,500万ドル(約16億ドル)相当のビットコインを購入したことを発表しました。
保有するビットコインは「約90,859BTC」に
MicroStrategy(マイクロストラテジー)は以前から複数回に渡ってビットコインを購入し続けており、先月24日にも『約19,452BTCを追加購入した』ということが報告されていましたが、2021年3月1日には『新たに328BTCを追加購入した』ということが発表されました。
今回購入された328BTCは『1,500万ドル(約16億円)を用いて平均購入価格45,710ドル(約488万円)で購入された』と報告されており、これによって同社が保有するビットコインは、2021年3月2日時点の価格換算で約4,773億円に相当する「約90,859BTC」になったと説明されています。
MicroStrategyは、1,500万ドルの現金を用いて、平均購入価格45,710ドルで328BTCを追加購入しました。私たちが保有しているビットコインは2021年3月1日時点で約90,859BTCとなります。これらのビットコインは約21億8,600万ドルを用いて平均購入価格約24,063ドルで取得されました。
「ドルコスト平均法」で買い増しか
マイクロストラテジーは2020年8月にビットコインを購入して以降定期的に買い増しを続けていますが、これまでの報告内容から『MicroStrategyはドルコスト平均法を用いてビットコインを購入している』と考えられています。
ドルコスト平均法とは定期的に一定の金額分を購入していく方法のことであり、高値のときは少ししか買わず、安値のときに多く買うことによって”平均取得単価を下げることができる”仕組みとなっているため、国内取引所の暗号資産積立サービスなどでもドルコスト平均法が用いられています。
MicroStrategyのCEOであるMichael Saylor(マイケル・セイラー)氏は先月24日の公式発表の中で『当社は引き続き”余剰資金でビットコインを取得する”という戦略を継続していく』と語っていたため、今後もビットコインの買い増しは続けられていくことになると予想されます。
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2021年3月2日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先月22日600万円台まで上昇した後に400万円台まで下落したものの、現在は再び回復してきており、2021年3月2日時点では「1BTC=5,285,785円」で取引されています。