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ビットコインキャッシュが使えるカリブ海のリゾート?

ビットコインキャッシュ(BCH)が利用できるリゾート地が近い将来に誕生するかもしれません。カリブ海東部の島国であるアンティグア・バーブーダの政府は、仮想通貨取引を設定することを決定したとのことを発表しました。

イギリス連邦に加盟するカリブ海東部の島国であるアンティグア・バーブーダの政府は、仮想通貨取引を設定することを決定したとのことです。首都セントジョンズの当局は、国庫のための収入を生み出し、同国を「富を創造する新しいシステムの最先端」に置くことを望んでいます。地方議会は関連する法的枠組みを見直し採用する予定です。

ブロックチェーンのリーダーを目指す観光の国

アンティグア・バーブーダ政府は、2017年の時点でビットコイン(BTC)を実施する法案を作成しています。アンティグア当局は、観光業やギャンブル産業に大きく依存しているカリブ海諸国にビットコインが恩恵をもたらしていると考えており、近年はオンラインゲームの分野が急速に発展しています。

アンティグア・バーブーダは、カリブ海と大西洋の間に位置する2つの主要な島々といくつかの小さな島々からなる主権国家であり、連邦共和国のメンバーです。首都セントジョンズの当局は、彼らの国がビットコインの採用とブロックチェーン技術導入の初期リーダーになることを願っています。

仮想通貨導入による新たな収入を

アンティグア・バーブーダは、世界的なフィンテックの流れに資金を投入しようと考えており、初めに仮想通貨取引を計画しているとのことです。
必要な法的枠組みを作成するために必要な法律は、まもなく議会に導入される予定です。

情報技術大臣であるMelford Nicholas氏は次のように語っています。

アンティグア・バーブーダは、富を創造する新しいシステムの最先端であること固く決心している

アンティグア・バーブーダ政府は、取引プラットホームが島国の予算となる税外収入を生み出すと予想しているとみられています。

ビットコインキャッシュに関わる起業家のサポート

またNicholas氏は、アンティグア政府がある有名な起業家から仮想通貨に関連するアドバイスを受けていることも明らかにしています。

ビットコインキャッシュ(BCH)に強い熱意を注いでることで知られているその起業家は、カナダ生まれのオンラインギャンブルの起業家であるCalvin Ayre氏という人物です。

Nicholas氏は、Ayre氏について次のように述べています。

「Ayre氏は経済特使として任命されており、現在はアンティグア・バーブーダの市民です。両者の関係を活かすことができると考えている」

ビットコインキャッシュのリゾート地が誕生?

Calvin Ayre氏は1月に、ビットコインキャッシュ専用のマイニング施設に投資する計画であったことを明かしています。

そんな彼は先月、アンティグア島にあるバレー教会のビーチに1億ドルのリゾートを建設しようとする意向を発表しています。
新しいリゾートはBCHの支払いを受け入れるとのことです。

これからは仮想通貨で海外旅行?

海外の観光業に力を入れる国は仮想通貨の導入が進んでいる場合が多いです。

最先端をゆくオーストラリア

観光地として人気の高いオーストラリアは以前からブロックチェーン技術を採用しており、空港にビットコイン決済が導入されているだけでなく、ブロックチェーンのエンジニアを育成するオンラインスクールなどにも力を入れています。

ブロックチェーン・アイランド・マルタ

また仮想通貨取引所Binance(バイナンス)が新しく拠点を移すと発表したマルタ島も美しい島国として人気があります。

マルタ島は「ブロックチェーン・アイランド」になることを目指しています。

マルタ島からバイナンス歓迎のメッセージ

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