米国の大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」は2021年4月2日に、同社が米国証券取引委員会(SEC)に提出していたクラスA普通株の直接上場に関する申請書類が受理され、新規上場が認められたことを発表しました。同社の株式はティッカーシンボル「COIN」として2021年4月14日から「NASDAQ(ナスダック)」で取引が開始される予定だと報告されています。
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2021年4月14日に「NASDAQ上場」を予定
Coinbase(コインベース)は2021年4月2日に、同社が米国証券取引委員会(SEC)に提出していたクラスA普通株の直接上場に関する申請書類が受理され、新規上場が認められたことを発表しました。
直接上場とは上場時に新しい株を発行せずに既存の株式を直接一般公開する上場方法のことであり、取引開始日に既存の株主が市場で直接株を売却する仕組みとなっています。直接上場は新株を引き受ける証券会社などを利用しないことから、コスト削減・時間短縮などのメリットを有しています。
コインベースの発表によると、同社のクラスA普通株はティッカーシンボル「COIN」で2021年4月14日から「NASDAQ(ナスダック)」で取引が開始される予定だと説明されています。なお、予定通りコインベースの上場が進めば『米国の仮想通貨取引所で初の事例』となるため、今回の上場には注目が集まっています。
これまでの複数の報道によると、コインベース株は1株あたり350ドル〜375ドル(約38,700円〜41,500円)で取引されており、上場前の評価額は900億ドル〜1,000億ドル(約10兆円〜11兆円)とされています。