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【サザビーズ初】バンクシー作品の競売で「仮想通貨決済」に対応|Coinbaseと協力

世界最古の国際競売会社である「Sotheby’s(サザビーズ)」は2021年5月4日に、米国の大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」と提携して世界的に有名な匿名アーティスト「バンクシー」の作品である『Love is in the Air』のオークションで仮想通貨決済を受け入れることを発表しました。サザビーズが実物作品の競売で仮想通貨決済を受け入れるのは今回が初となります。

実物作品の競売で「BTC・ETH決済」を受け入れ

Sotheby’s(サザビーズ)は2021年5月4日に、米国の大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」と提携して世界的に有名な匿名アーティスト「バンクシー」の作品である『Love is in the Air』のオークションで仮想通貨決済を受け入れることを発表しました。

バンクシー作品『Love is in the Air』は、現地時間2021年5月12日にアメリカ・ニューヨークで開催される「Contemporary Art Evening Sale」で出品されることになっており、支払いにはビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)が使用できるとされています。

Sotheby’sの公式サイトによると『Love is in the Air』の見積もり価格は「300万ドル〜500万ドル(約3億円〜5億円)」とされており、オークションの落札者は「Coinbase、Coinbase Custody Trust、Fidelity Digital Assets Services、Gemini、Paxos」を含む承認されたウォレット・取引所から送金する必要があると説明されています。

(画像:Sotheby’s)

サザビーズは今年4月に匿名デジタルアーティストであるPak氏のNon-Fungible Token(NFT)作品を競売にかけていましたが、実物作品のオークションで仮想通貨決済が導入されるのは今回が初であると報告されています。

Sotheby’sのCEOであるCharles Stewart(チャールズ・スチュワート)氏は『今回の動きは物理的なアート作品に仮想通貨決済を導入する次のステップだ』と語っています。

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