S2F(ストック・フロー)と呼ばれる価格予想モデルを用いてビットコイン価格予想を行なっている著名アナリストPlanB氏は2021年5月14日のツイートで『ビットコイン価格は約6ヶ月間で5倍にまで上昇したが、今後6ヶ月間でさらに5倍になっても不思議ではない』との見解を語りました。
現在はまだ「強気相場の半ば」だと指摘
ビットコイン価格予想を定期的に発信していることで知られるフォロワー数460万人超えの著名アナリストPlanB氏は、2021年5月14日のツイートで『ビットコイン価格は約6ヶ月間で5倍にまで上昇したが、今後6ヶ月間でさらに5倍になっても不思議ではない』との見解を語りました。
PlanB氏は『過去数ヶ月間で投資家の不安感を煽る様々なFUD(恐怖・不安・疑念)があったものの、ビットコイン価格は最終的に5倍にまで上昇した』と述べた上で、銀と金の価格などを考慮した新たな価格分析モデル「ストック・フロー・クロスアセット(S2FX)モデル」と「オンチェーンデータ」の両方は”今回の強気相場がまだ半分しか終わっていないこと”を示していると説明しています。
トルコの仮想通貨決済禁止、米国の税金に関するFUD、Faketoshi(偽サトシ)訴訟、TeslaのBTCエネルギー消費量に関するFUDなどがありましたが、最終的にビットコイン価格は6ヶ月前の5倍になりました。そして、S2FXモデルとオンチェーンデータの両方が、今回の強気相場がまだ半分しか終わっていないことを示しています。次の6ヶ月間で価格がさらに5倍になっても不思議ではありません。
「強気相場後半の高騰を見逃さないように」とコメント
PlanB氏はこのツイートに対して『イーロン・マスク氏が次に発表するのは”TeslaのソーラーパネルでBTCマイニングができる”ということだろう。将来的にTesla社のPowerwall(家庭用電池)は仮想通貨マイナーに広く利用されるようになる』とコメントしたTwitterユーザーに対して『はい、市場はいつものようにイーロン・マスク氏の裏切りに過剰反応しているので、2013年の強気相場後半のような大規模な価格高騰の可能性を見逃さないように注意してください』と返信しています。
はい、市場はいつものようにイーロン・マスク氏の裏切りに過剰反応しているので、2013年の強気相場後半のような大規模な価格高騰の可能性を見逃さないように注意してください。(2013年の強気相場で”米国政府がMt.Goxの口座を押収した”というニュースを受けて100ドル以下で売却していた場合、1,000ドルへの高騰を見逃したことになります。)
さらに同氏は別のユーザーからのコメントする返信する形で『2013年は100ドルから1,000ドルと10倍に高騰した。現在に当てはめると50,000ドルから500,000ドル(約546万円から5,460万円)に高騰することになる』と述べています。
PlanB氏は先月半ばにビットコイン価格が急落した時にも『今回の下落は2013年と2017年にも見られた一時的な調整に過ぎない』との見解を語っており、調整が終われば再び価格上昇が始まるとの予想を示しています。
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ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先月14日に700万円付近まで上昇したものの、その後は下落傾向が続いており、2021年5月16日時点では「1BTC=5,246,900円」で取引されています。