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ビットコイン価格:一時的に「3万ドル」まで急落|仮想通貨全体で10〜50%の大幅下落

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は2021年5月19日21時頃に300万円台まで急落しました。その他の主要なアルトコインでも大幅な下落が見られており、多くの仮想通貨は過去24時間で10%〜50%下落しています。

仮想通貨市場全体で「10〜50%の価格下落」を観測

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は2021年5月19日19時頃まで4万ドル(約435万円)前後で推移していたものの、21時頃からは大幅な下落が続いており、22時00分頃には一時的に3万ドル(約326万円)付近まで急落しました。

しかし、その後は回復傾向も見られ始めており、記事執筆時点では「1BTC=約34,000ドル(約370万円)」で推移しています。

2021年5月19日 BTC/USDTの5分足チャート(画像:BINANCE)

また主要なアルトコインの価格も同様に急落しており、時価総額ランキングTOP10にランクインする仮想通貨では、過去24時間で10%〜35%の価格下落が観測されています。また、仮想通貨市場全体でみると過去24時間で50%近く急落したコインも見られており、2021年の強気相場が始まって以来、もっとも大きな下落が観測されています。

2021年5月19日 時価総額ランキングTOP10の暗号資産(画像:CoinGecko)

今回の価格下落に直接関係すると見られる速報は今のところ確認されていないため、今回の下落は「ここ最近で報じられていた複数のネガティブニュースによる売りの増加」や「価格急落によるロスカット・パニック売り」などといった複数の要因が絡んでいると考えられています。

ビットコイン価格は今回の急落によって先月14日に記録した「1BTC=700万円」の半額以下の価格にまで下落していますが、著名トレーダー・アナリストなどは以前から『これまでの強気相場でも途中で一度は短期的な下落・調整が観測されているため、一時的な急落が起きても不思議ではない』といった意見を語っており、先月の価格急落時に『今回の価格下落は2013年と2017年にも見られた一時的な調整に過ぎない』と語っていた著名アナリストPlanB氏は、先日14日のツイートで『BTC価格は今後半年で5倍になっても不思議ではない』とも語っています。

なお、PlanB氏は今回の価格急落が観測された後に『このような日には、画面をオフにして長い目で見るべきだ』とツイートしています。