仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

チェーンリンク(LINK)「Hedera Hashgraphの運営審議会」に参加


へデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph/HBAR)は2021年5月21日に、ヘデラネットワークの分散型ガバナンスを監督する「へデラ運営審議会(Hedera Governing Council)」に、分散型オラクルネットワークを展開している「チェーンリンク(Chainlink/LINK)」が参加したことを発表しました。

こちらから読む:テゾス、Red Bull Racing Hondaと提携「暗号資産」関連ニュース

「HTSとChainlinkの統合」などを共同で推進

へデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph/HBAR)は2021年5月21日に、ヘデラネットワークの分散型ガバナンスを監督する「へデラ運営審議会(Hedera Governing Council)」に、分散型オラクルネットワークを展開している「チェーンリンク(Chainlink/LINK)」が参加したことを発表しました。

Hedera Governing Council(へデラ運営審議会)は、分散型台帳プラットフォームのガバナンスを監督する機関であり、これまでには「Google・BOEING・IBM・LG・野村ホールディングス・新韓銀行」などといった世界的に有名な大手企業・銀行が数多く参加しています。

「Chainlink」と「Hedera」は今回の運営審議会参加を機に、伝統的な金融機関が提供するサービスの非中央集権化と信頼性・可視性・制御性向上を目的とした一連の取り組みを実施していくとのことで、『Chainlinkはヘデラネットワークの優先的なオラクルパートナーとなり、ヘデラトークンサービス(Hedera Token Service/HTS)とChainlinkの統合を共同で提供していく』とも説明されています。

「Chainlink Labs」のビジネス開発・戦略マネージングディレクターであるDavid Post(デビット・ポスト)氏と、「Hedera Hashgraph」のCEO兼共同創設者であるMance Harmon(マンス・ハーマン)氏は、今回の連携について次のようにコメントしています。

【Chainlink Labs:David Post氏】
企業による分散型台帳技術の採用が進むにつれ、分散型オラクルのソリューションは、DeFiや保険、ゲームやNFTなど、あらゆる業種で不可欠となってきています。当社は、スマートコントラクト関連のサービスを拡大し続けており、安全で豊富な機能を持つ膨大な数のアプリケーションを強化しています。そのため、当社がヘデラ運営審議会に参加し、エンタープライズ級の主要なパブリックネットワークや他の運営審議会メンバーと協力して、Chainlinkをエンタープライズアプリケーションのデフォルトのオラクルプロバイダーにすることは、非常に自然な流れです。

【Hedera Hashgraph:Mance Harmon氏】
Chainlinkは現在の市場で最も広く採用されている分散型オラクルソリューションとして、世界中のアプリケーションで数十億ドルの資産を保護に使用されています。そして、最も利用されているエンタープライズ級のパブリックネットワークであるヘデラネットワーク上での彼らの可能性は無限大です。ヘデラの運営審議会に参加する最初のWeb 3.0企業となるChainlink社との関係を拡大し、分散化された未来の最も強固なアプリケーションを実現できることを嬉しく思います。

ヘデラ運営審議会メンバーは「合計21社」に

チェーンリンク(Chainlink/LINK)が「Hedera Governing Council(へデラ運営審議会)」に参加したことによって、へデラ運営審議会のメンバーは以下の合計21社となりました。

>>「Hedera Hashgraph」の公式発表はこちら