BINANCE「中国本土向けサービス完全停止」へ|2021年末に人民元建て取引を終了

by BITTIMES

暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」は2021年10月13日に、中国で仮想通貨規制が強化されたことを受けて、2021年末までに中国本土ユーザー向けサービスを停止することを発表しました。2021年12月31日にはOTC取引サービスにおける人民元(CNY)建ての取引が停止されるとのことで、中国本土のユーザーの口座は「出金のみのモード」に切り替えられることになると報告されています。

こちらから読む:Chiliz、初の"テニス業界パートナー"を発表「暗号資産」関連ニュース

中国ユーザーの口座は「出金のみのモード」に

BINANCE(バイナンス)は2021年10月13日に、中国で仮想通貨規制が強化されたことを受けて、2021年末までに中国本土ユーザー向けサービスを停止することを発表しました。

具体的には、2021年12月31日にOTC取引サービスにおける人民元(CNY)建ての取引を停止するとのことで、調査を行った上で"中国本土に住むユーザーの口座"だと判明した場合はその口座が「出金のみのモード」に切り替えられることになると説明されています。

バイナンスは公式発表の中で『BINANCEは2017年に中国本土の市場から撤退しているため、中国本土では暗号資産交換業を行なっていない』と強調しており、『私たちは常にコンプライアンスの義務を真剣に受け止め、現地の規制当局の要求を遵守してきた』と説明しています。

BINANCEは世界各国の規制に準拠するために「各地域で一部サービスを停止する」という対応を続けており、今年8月には「全てのユーザーに身分証提出などの本人確認手続き(KYC)を求めること」も発表されています。本人確認の義務化が実施された後は、中間認証(インターミディエイト)までの手続きを完了していなければ仮想通貨の入金・取引ができなくなるため注意が必要です。

>>「BINANCE」の公式発表はこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

ビットコイン「25万ドル到達」は時間の問題|金融崩壊イベントも不要:EOS創設者

ビットコイン「25万ドル到達」は時間の問題|金融崩壊イベントも不要:EOS創設者

TREZOR(トレザー)ビットコイン系仮想通貨の「入出金方法」を画像付きで解説

TREZOR(トレザー)ビットコイン系仮想通貨の「入出金方法」を画像付きで解説

日本発ゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」約25億円の資金調達を完了

日本発ゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」約25億円の資金調達を完了

動画配信サービスDLive「Tronブロックチェーン」への移行を発表

動画配信サービスDLive「Tronブロックチェーン」への移行を発表

Bakkt:暗号資産「100種類以上」扱うカストディ企業を買収|先物提供に向けチーム強化

Bakkt:暗号資産「100種類以上」扱うカストディ企業を買収|先物提供に向けチーム強化

コインチェック:Yuga Labsのメタバース「Otherside」の仮想土地を取得

コインチェック:Yuga Labsのメタバース「Otherside」の仮想土地を取得

注目度の高い仮想通貨ニュース

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

【年利40%以上】フレア(Flare/FLR)をラップ&デリゲートで増やす方法|画像付きで解説

【年利40%以上】フレア(Flare/FLR)をラップ&デリゲートで増やす方法|画像付きで解説

シバイヌDEX「ShibaSwap」の使い方|流動性提供の方法などをまとめた解説動画公開

シバイヌDEX「ShibaSwap」の使い方|流動性提供の方法などをまとめた解説動画公開

各種仮想通貨を「Shibarium基盤BONE」に簡単交換|ガス代補充機能の使い方を解説

各種仮想通貨を「Shibarium基盤BONE」に簡単交換|ガス代補充機能の使い方を解説

‌NFTマーケットプレイス「Magic Eden」とは?機能や使い方などを解説

‌NFTマーケットプレイス「Magic Eden」とは?機能や使い方などを解説