仮想通貨・デジタル資産関連サービスを手がけている「Bakkt(バックト)」と合併した特別買収目的会社(SPAC)「VPC Impact Acquisition Holdings(VIH)」は2021年10月14日に『Bakktが2021年10月18日にニューヨーク証券取引所(NYSE)へ上場する予定であること』を発表しました。
こちらから読む:米SEC、ビットコイン先物ETFを初承認「暗号資産」関連ニュース
今月18日に「ニューヨーク証券取引所」上場へ
VPC Impact Acquisition Holdings(VIH)は2021年10月14日に『仮想通貨・デジタル資産関連サービスを手がけているBakkt(バックト)が2021年10月18日にニューヨーク証券取引所(NYSE)へ上場する予定であること』を発表しました。
Bakkt(バックト)は「インターコンチネンタル取引所(ICE)」の傘下に属する仮想通貨・デジタル資産関連企業であり、ビットコインの先物取引・オプション取引・カストディ・消費者向けアプリなどを提供しています。
バックトは2021年9月17日に、特別買収目的会社(SPAC*1)である「VPC Impact Acquisition Holdings(VIH)」との合併を通じてニューヨーク証券取引所に上場するための承認を受けたことを発表していましたが、今回の発表では『Bakktが2021年10月18日にニューヨーク証券取引所に上場すること』が報告されています。
(*1)特別買収目的会社(SPAC):特定の事業を有していない未上場企業の買収を目的として設立された企業のこと。先に上場して資金調達を行なっているSPACが上場を目指している企業を買収することによって、買収された企業がよりスムーズに上場できると言うメリットを持つ。
上場後は「BKKT」および「BKKTWS」というティッカーシンボルで取引されることになるとのことで、取引開始は現地時間2021年10月18日に予定されていると報告されています。
なお、以前の発表時点で合併後の会社名は「Bakkt Holdings(バックト・ホールディングス)」になると報告されており、『Bakkt Holdingsの企業価値は約21億ドル(約2,100億円)になる』とも報告されていました。