BINANCE(バイナンス)の米国向けサービスである「Binance.us」でフラッシュクラッシュが発生し、2021年10月21日20時30分頃にビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格が一時的に8,200ドル(約93万円)付近まで急落したことが明らかになりました。今回の急落は機関投資家の取引アルゴリズムに一時的なバグが発生したことによるものだと報告されています。
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BTC価格、BinanceUSで一時「8,200ドル」まで急落
BINANCE(バイナンス)の米国向けサービスである「Binance.us」でフラッシュクラッシュが発生し、2021年10月21日20時30分頃にビットコイン(BTC)の価格が一時的に8,200ドル(約93万円)付近まで急落したことが明らかになりました。
ビットコイン価格はフラッシュクラッシュ発生直前まで66,000ドル(約753万円)前後で推移していたものの、その後はわずか1分以内に8,200ドルまで急落して65,000ドル(約740万円)まで回復したと報告されています。
今回のフラッシュクラッシュは他の取引所にも影響を与えており、BTC/USD市場の価格は一時的に6万ドル(約684万円)を割り込んだものの、その後は再び回復しており、記事執筆時点のBTC価格は「1BTC=約63,000ドル(約718万円)」となっています。
フラッシュクラッシュの原因は?
今回のフラッシュクラッシュは「大口投資家による大量の売り」などが原因であると考えられていましたが、仮想通貨メディア「The Block」の報道によると、『Binance.USはThe Block宛てのメールで”フラッシュクラッシュはクライアントの1つの取引ソフトウェアのバグに関連している”と述べた』と報告されています。
報道によると、この取引会社は現在も調査を続けているものの、フラッシュクラッシュを引き起こしたバグに関しては既に修正されているため、問題は解決したように見えると報じられています。
仮想通貨市場では今回のようなフラッシュクラッシュが度々発生しているため、証拠金取引サービスなどでポジションを持っている方はこのような急激な価格変動によるロスカットなどにも注意が必要です。