ステーキング対応の暗号資産ウォレットを展開している「Moonstake(ムーンステーク)」は2022年2月11日に、様々なブロックチェーン間でデータやアセットを分散して転送できるクロスチェーン相互運用性・流動性転送プロトコルの「deBridge」と協力して、NFTのクロスチェーンブリッジの実現を目指した取り組みを実施していくことを発表しました。
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deBridgeと「NFTのクロスチェーンブリッジ」実現目指す
Moonstake(ムーンステーク)は2022年2月11日に、様々なブロックチェーン間でデータやアセットを分散して転送できるクロスチェーン相互運用性・流動性転送プロトコルの「deBridge」と協力して、NFTのクロスチェーンブリッジの実現を目指した取り組みを実施していくことを発表しました。
deBridgeは、様々なブロックチェーン間で真に分散化された資産の移動を可能にするクロスチェーン相互運用性と流動性転送プロトコルであり、任意のブロックチェーンネットワーク間のクロスチェーン転送とスワップを単一のUIから実行することができる新世代のクロスチェーンプロトコル・アプリケーションを構築しています。
deBridgeは「Ethereum・BinanceSmartChain・HECO・Arbitrum・Polygon」などといったブロックチェーンの広い範囲にわたってNFTをシームレスにブリッジすることができるようになっており、deBridgeネットワークのインフラはアセットやデータだけでなく、NFTやメタバースについても相互運用性を実現しています。
チェーンリンク・グローバル・ハッカソンからプロジェクトをスタートした「deBridge」は、ブロックチェーン間のデータや流動性の転送、アセットをブリッジする上で発生しうる問題を解決するために発足されたプロジェクトであり、このハッカソンでは世界140以上のチームの中から1位を獲得して”最優秀賞”を受賞しています。
deBridgeスマートコントラクトのクロスチェーン相互通信は、deBridgeガバナンスによって選出された独立するバリデータのネットワークによって実現されていますが、Moonstakeは「deBridgeネットワークのバリデータ」となることによってステーキングのサポートを行うと説明されています。
「Moonstake」の創設者である手塚満氏と、「deBridge」のCEOであるAlex Smirnov氏は、今回の協力について次のようにコメントしています。
【Moonstake:手塚満氏】
Moonstakeは、世界有数のステーキングプロバイダーとして、ブロックチェーン、プロトコル、アプリケーションのための真の分散型クロスチェーン相互運用性フレームワークを構築するdeBridgeを公式バリデータとしてサポートできることを嬉しく思っています。我々は、deBridgeの技術力と、技術革新だけでなくユーザーのセキュリティに対する強いビジョンに非常に感銘を受けています。これら2つはユーザーがデジタル資産で最も高度で安全かつフレンドリーな体験を可能にするというMoonstakeのビジョンにも一致する重要な価値観だと考えています。
【deBridge:Alex Smirnov氏】
私たちのチームは、Moonstakeがセキュリティと信頼性を促進するためにdeBridgeのバリデータネットワークの一部になることを喜ばしく思います。私たちにとって、クロスチェーンのインフラを構築する際に経験豊富なバリデータを確保することは重要であり、Moonstakeとの今後の協働を楽しみにしています。