カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)のブロックチェーンを基盤としたプロジェクトの数が1,000近くにまで増加していることが仮想通貨メディア「ZyCrypto」の報道で明らかになりました。最も多いプロジェクトはNFT関連のものであるとのことで、その他の分野ではコミュニティ&ソーシャル・ゲーム・分散型取引所・ウォレット・NFTマーケット・メタバース関連のプロジェクトも構築されていると報じられています。
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NFT・ゲーム・仮想空間など基盤プロジェクトが増加
カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)のブロックチェーンを基盤としたプロジェクトの数が1,000近くにまで増加していることが仮想通貨メディア「ZyCrypto」の報道で明らかになりました。
Cardanoは環境にも優しい「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」と呼ばれる取引承認方法を採用した第3世代のブロックチェーンプロジェクトであり、高速な取引速度・安い取引手数料・高い拡張性・広く分散化されたネットワーク・コミュニティを重視した運営方針などといった様々な点から世界中で人気のブロックチェーン・仮想通貨の1つとなっています。
この数年間でステーキング機能・ネットワークの完全分散化・独自トークン発行機能・NFT発行機能などといった様々なアップデートを実施したカルダノプロジェクトは現在、分散型アプリケーション(DApps)の開発を支援・促進するためのエコシステム最適化、スケーラビリティの改良、ネットワークの相互運用性などに焦点を当てた「Basho(バショウ)」と呼ばれる開発段階に突入していますが、そのような開発が進む中でカルダノ基盤のサービスや製品は続々と増えてきていると報告されています。
「ZyCrypto」が公開した画像によると、2022年3月31日時点ではカルダノブロックチェーン上で886のプロジェクトが構築されているとのことで、その中で最も多いのはNFTに関連したもの(47.9%)とされています。
またその他の分野では「コミュニティ&ソーシャル(6.1%)、ゲーム(4.2%)、分散型取引所(4.0%)、ウォレット(4.0%)、NFTマーケットプレイス(3.6%)、開発者向けツール・API(3.5%)」などが多いとされており、世界的に注目されているメタバース(仮想空間)関連のプロジェクトも全体の3.3%を占める割合で構築されていると報告されています。
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主要ブロックチェーンとの互換性強化も進む
Cardanoブロックチェーン上ではこの数ヶ月間で様々なトークンが発行されており、一部の暗号資産取引所にもそれらのカルダノ基盤トークンが上場し始めていますが、最近ではイーサリアムのブロックチェーン上で構築されたDAppsなどを簡単に移植することができるレイヤー2プロトコル「Milkomeda(ミルコメダ)」がメインネットで稼働するなど、主要ブロックチェーンとの互換性を強化するサービスも増えてきているため、今後はカルダノブロックチェーンを採用するプロジェクトがさらに増加していくと期待されています。
最近では『世界的に人気のラッパーであるSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)氏がカルダノ基盤NFTコレクションを発行している「Clay Nation(クレイ・ネーション)」と提携してNFTを発行すること』なども報告されているため、著名人の参加によってカルダノの認知度がさらに高まり、技術活用やカルダノ関連トークン取引の増加などにも繋がっていく可能性があると注目されています。
カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)はこの数ヶ月間で日本国内の暗号資産取引所にも続々と上場しており、現在は以下4つの国内取引所で取引が開始されているため、今後の上場発表にも注目です。
・BitTrade(ビットトレード)
・BITPoint(ビットポイント)
・サクラエクスチェンジビットコイン(SEBC)
・GMOコイン
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